世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


3月 17, 2016

スーパーコンピュータでフラーレンの性質を探る -世界最大規模の電子状態計算で生成熱の正しい値を予測-

HPCwire Japan

理化学研究所(理研)計算科学研究機構の平尾計算化学研究ユニットの平尾公彦研究ユニットリーダー、量子系分子科学研究チームの中嶋隆人チームリーダー、シドニー大学のブン・チャン リサーチフェローらの国際共同研究グループは、スーパーコンピュータ「京」を利用した高精度電子状態計算により、C60フラーレン分子と高次フラーレン分子の生成熱を世界最高の精度で理論予測したと発表した。この研究は、米国の科学雑誌『Journal of American Chemical Society』(2月3日号)に掲載された。


ソース:理化学研究所