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10月 31, 2016

【産総研】資料招請 人工知能処理向け大規模・省電力クラウド基盤 【資料招請 12/8】

HPCwire Japan

機関名

国立研究開発法人産業技術総合研究所

件名

人工知能処理向け大規模・省電力クラウド基盤

調達方式

購入

導入時期

平成29年度第4四半期以降

これまでの流れ

手続き 公示日 説明会開催日 締切日
入札
意見招請
資料招請 2016/10/28 2016/11/7 15:00
国立研究開発法人産業技術総合研究所 臨海副都心センター 本館4階第1会議室
2016/12/8 17:00

 

主な仕様

ABCIは、高性能計算システム、大容量ストレージシステム、計算ネットワーク、サービスネットワーク、拠点間接続ネットワーク等から構成されるハードウェアと、システムを運用するのに十分な給電設備及び冷却設備、システムを最大限活用するためのソフトウェア群からなる。ABCIの基本的な要求要件の概要を示す。

①高性能計算システムの合算理論ピーク性能は130PFLOPS以上であること。浮動小数点数型はIEEE 754標準に準拠するものとするが、精度は問わない。また、倍精度での合算理論ピーク性能は33PFLOPS以上であることが望ましい。
②高性能計算システムの搭載するメモリの合算理論ピークバンド幅は4.4PB/s以上であること。また、合計容量は480TB以上であること。
③大容量ストレージシステムは、全体で20PB以上の物理容量を備え、高速かつ高信頼な並列ファイルシステムを提供すること。高性能計算システムのすべての計算ノードから利用可能にすること。
④計算ネットワークは、高性能計算システムならびに大容量ストレージシステムを接続すること。また、転送バンド幅100Gbps以上のネットワークを用いて、なるべく高いバイセクションバンド幅を有する構成をとること。なお、計算ノード間、及び計算ノード・大容量ストレージシステム間の実効転送バンド幅は200Gbps以上とすること。
⑤サービスネットワークにより高性能計算システム、大容量ストレージシステムを接続すること。10GbEを用いて構成すること。
⑥拠点間接続ネットワークにより産総研所内外の拠点とSINET5が提供するL2/L3VPNで接続すること。接続バンド幅は100Gbps以上とすること。
⑦システムを運用するために十分な給電設備及び冷却設備を構築すること。ただし、最大消費電力は3MW以下とすること。また、年間平均PUEは1.1以下であることが望ましい。
⑧システムを最大限活用し、クラウド運用、人工知能処理の高速化・高度化、ビッグデータの活用を実現するソフトウェア群を有すること。

 

関連リンク

産総研人工知能研究センター

経済産業省平成28年度第二次補正予算PR資料

経済産業省における人工知能関連施策予算関連資料