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10月 26, 2017

【東京大学】大規模超並列スーパーコンピュータシステム 【資料招請 12/6】

HPCwire Japan

機関名

東京大学

件名

大規模超並列スーパーコンピュータシステム

調達方式

借入

導入予定時期

平成30年度12月以降

これまでの流れ

手続き 公示日 説明会開催日 締切日
入札
意見招請
資料招請 2017/10/26 2017/11/2 14:00
東京大学情報基盤センター1階遠隔講義室(103)
2017/12/6 17:00

 

主な仕様

A 大規模超並列スーパーコンピュータシステムは以下のハードウェア要件を満たしていること。
a 総メモリ容量が375 TiB以上、メモリバンド幅の総和が500 TB/秒以上であること。
b 各計算ノードには汎用CPU 2個を搭載すること。汎用CPUは複数の均一なCPUコアからなり、全てのCPUコアはハードウェア共有メモリ機構により相互に接続されること。演算性能はこれらのCPUのみで提供され、補助的な演算加速装置等は持たないこと。
c 計算ノード単体あたりの演算性能として、SPECint_rate2006 peakの値が2,000以上、SPECfp_rate2006 peakの値が1,450以上であること。
d 計算ノード単体あたりの主記憶容量は192 GiByte以上、メモリバンド幅は250 GB/s以上であること。
e 各ノードが備えるノード間接続のためのネットワークリンクのデータ転送速度の理論ピーク値は、1ノードあたり100 Gbps以上であること。
f 全ノード間はフルバイセクションバン
ド幅で接続されること。
g 各計算ノードに信頼性の高いSSDを搭載すること。計算ノード単体あたりの物理容量は500 GB以上、読み出し・書き込み性能はメモリバンド幅の0.5%以上であること。
h 共有ファイルシステムとして10 PByte以上の信頼性の高い記憶装置を有する並列ファイルシステムを提供すること。計算ノード群から150 GB/s以上の転送速度で読み書きが可能であること。
B 大規模超並列スーパーコンピュータシステムは以下のソフトウェア要件を満たしていること。
a Linuxオペレーティングシステムが動作すること。
b 自動SIMDベクトル化機能及びOpenMP API(バージョン4.0以上)を有するFortran90、C / C++の処理系を備えること。
c MPI3.1以上の通信ライブラリが提供されること。
d 高度に並列化された数値計算ライブラリが提供されること。
e バッチジョブシステムが提供されること。
C 導入システム全体の消費電力は、冷却設備の電力を除いて1MVA以下であること。CPU、メモリおよびディスク装置が連続的に稼働し続けた際にも十分な廃熱が行えるよう、電源容量、冷却、設置方式が考慮されること。設置面積は冷却設備を除いて200平方メートル以下であること。

 

現在のシステムについて

大規模超並列スーパーコンピューターシステム

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システム FUJITSU FX-10
主契約者 富士通株式会社
契約金額 64,404,900円(月額)
調達方式 借入
落札日 2013/11/4
備考 借入期間:2014/1/17から2018/1/16

 

関連リンク

FX10 スーパーコンピュータシステム(Oakleaf-FX,Oakbridge-FX)