世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


5月 29, 2018

【理研】スパコン「京」で「ダイオメガ」の存在を理論的に予言

HPCwire Japan

理化学研究所仁科加速器科学研究センター量子ハドロン物理学研究室の権業慎也基礎科学特別研究員、土井琢身専任研究員、数理創造プログラムの初田哲男プログラムディレクター、京都大学基礎物理学研究所の佐々木健志特任助教、青木慎也教授、大阪大学核物理研究センターの石井理修准教授らの共同研究グループ「HAL QCD Collaboration」は、スーパーコンピュータ「京」を用いることで、新粒子「ダイオメガ(ΩΩ)」の存在を理論的に予言した。

この研究成果は、素粒子のクォークがどのように組み合わさって物質ができているのかという、現代物理学の根源的問題の解明につながると期待されている。


ソース:理化学研究所