HPCの歩み50年
中国の快進撃は続く。今年はトップを日本に譲り渡したが、次を狙って開発を続けている。中国科学院やそのスピンアウト系、民間系、国立国防科学技術大学系など複数の流れが互いに競争しているところがすごい。 中国の動き 1) 中国科 Read more…
NVIDIA社は、ARMを搭載したTegraを発表した。GPUが本当にHPCの将来を担うのか、批判する意見も出てきた。カナダのD-Wave社は、128 qubitsの商用機D-Wave Oneを発表し、これを米国の航空宇 Read more…
IBM社はBlue Watersからは撤退したものの、同じ技術と思われるものをPOWER7 775という名称で正式発表し出荷した。Blue Gene/QのCPUチップの詳細が発表された。なんと18コア。Intel社は、同 Read more…
HPC Challengeでは、Class 1のすべてにおいて約束通り京コンピュータが第1位を受賞した。Gordon Bell賞では、理研、筑波大、東大、富士通連合軍による“First-principles Read more…
2011年10月27日~29日に中国山東省済南(Jinan)の国際会議場で開かれたHPC China 2011に参加した。講演を頼まれたこともあるが、中国自製のCPUを用いたスーパーコンピュータができたということで、見て Read more…
ISC2011では建設途中の「京」コンピュータが堂々Topとなったことが発表された。Green 500は小規模のマシンが有利であるが、Tsubame 2や「京」コンピュータがTop500の上位にありながら、Green 5 Read more…
この連載も200回となった。ご愛読に感謝します。IESP (International Exascale Software Project)の第6回は4月にSan Fransiscoで、第7回は10月にドイツのKölnで Read more…
イリノイ大学のNCSAで建設中であったスーパーコンピュータBlue WatersからIBM社が撤退し、Cray社が後を継いだ。背景には何があったのか? NSFはTeraGidの後継として、公募制の資源提供プログラムXSE Read more…
日本電気はベクトルコンピュータSXの次世代機が4コアのプロセッサであることを発表した。富士通は、「京」の商用版PRIMEHPC FX10を発表した。Rubyが日本で開発された言語としては初めてJIS規格となり、翌年にはI Read more…
2011年は、数値風洞や地球シミュレータの開発の中心的役割を担った旧航空宇宙研究所の三好甫氏が亡くなられてちょうど10年になることから、「三好没後10年記念シンポジウム」(仮称)構想が浮かび上がった。筆者も巻き込まれ、実 Read more…