【量子科学技術研究開発機構】スーパーコンピュータシステムの借入 【入札締切 8/20】
機関名
量子科学技術研究開発機構六ヶ所研究所
件名
スーパーコンピュータシステムの借入
調達方式
借入
借入期間
2025年7月1日~2029年3月31日
これまでの流れ
手続き | 公示日 | 説明会開催日 | 締切日 |
入札 | 2024/6/26 | 2024/6/26 14:00 <国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 量子生命棟1階セミナー室/td> |
入札:2024/8/20 17:00 開札:2024/9/30 14:00 |
意見招請 | 2024/2/26 | 2024/3/5 14:00 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 量子生命棟1階セミナー室 | 2024/4/24 17:00 |
資料招請 | 2023/7/12 | 2023/7/19 14:00 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構六ヶ所研究所管理研究棟会議室 |
2023/8/22 17:00 |
主な仕様(資料招請時)
A 要求要件の概要
a スーパーコンピュータシステムは、大規模並列計算機、外部記憶装置及びネットワークスイッチ等で構成されること。
b スーパーコンピュータシステムを構成する各部品は高い信頼性を有すること。また、当該システムの一部に障害が発生した場合にその影響を最小限に抑え、システム全体がダウンすることのないよう対策を施すこと。
c スーパーコンピュータシステムの総合演算性能は、倍精度浮動小数点演算の理論性能が20ペタフロップス以上であること。単一アーキテクチャ構成である必要はなく、総ノード数の10%程度はGPGPU(General Purpose Graphics Processing Unit)、もしくはCPUとGPGPUを統合した演算器を含むノードとすること。また、当機構が指定するプログラムを用いたベンチマークテストの結果が所定の要件を満たすこと。
d スーパーコンピュータシステムの総主記憶容量は250テラバイト以上であること。加えて、計算用ノードは1ノードあたり、理論性能800ギガバイト毎秒以上のバンド幅を持つメモリを128ギガバイト以上備えること。
e 外部記憶装置として、大規模シミュレーションの実行結果を高速に蓄積しうる信頼性の高い磁気ディスク装置を、総量で27ペタバイト以上具備すること。加えて、計算中のI/Oを高速化するためのSSDキャッシュを総量の10%以上備えること。
f ユーザプログラムを保管・供給するための動作信頼性の高いファイルサーバを具備すること。
g ユーザがアクセスするための、グラフィカルユーザインターフェイス(GUI)も利用可能な、単一のフロントエンドシステムを備えること。
h 実験データを格納する外部ストレージシステム(当機構六ヶ所研究所内に設置される。)との間で、100ギガbps以上の理論回線速度で接続できるバックエンドネットワークを備えること。
i データ処理・可視化等の利用を支援するため、大規模共有メモリとGPU演算加速器を有するデータ処理・可視化サーバを具備すること。
j オペレーティングシステムはUNIXに準拠し、スーパーコンピュータは、インタラクティブ、バッチ、さらにその組み合わせによる多重処理機能を有すること。
k スーパーコンピュータシステムは、FORTRAN、C、C++、Python等の言語、MPI等の並列プログラミング環境及び開発環境、アーキテクチャに最適化された並列科学技術計算ライブラリ、機械学習のためのエコシステム(TensorFlow、PyTorch等)を備えること。
l スーパーコンピュータシステムは、十数万コアを効率的に利用できる並列化コンパイラ、並列化チューニングツールなどのプログラミング開発環境を有すること。また、全コアを効率的かつ安定的に運用管理するためのクラスタシステムソフトウェアなどの運用ツールは、大規模並列で運用実績のあるソフトウェアを採用すること。
m ソフトウェアの保守支援体制、更にプログラム等の開発支援体制(既存シミュレーションプログラムの円滑な移行支援を含む)を備えること。
n 無停電電源装置、及び冷却装置を備えていること。
o スーパーコンピュータシステム全体の最大消費電力は1.3メガワット以下であること。
p スーパーコンピュータシステムの消費電力量を監視し、制限する機能を持つこと。
q スーパーコンピュータシステムの保守支援体制は、提案する構成要素に対し、発生した障害を速やかに解決する保守支援体制を有すること。また、システム障害の発生が通常運用に重大な支障をきたすと当機構が判断した場合は、緊急対策チームを発足させ早急に問題解決を図ること。
B 性能評価試験の概要
性能評価のために行うベンチマークテストの概要は導入説明書に示す。
C 総合評価の概要
落札方式は、価格及び性能・機能等の総合評価による。総合評価の概要は導入説明書に示す。
これまでのシステム調達結果
件名 | スーパーコンピュータシステムの借入 |
調達方法 | 借入 |
落札日 | 2018.1.15 |
落札業者 | クレイ・ジャパン・インク(現:日本ヒューレット・パッカード株式会社) |
落札価格 | 2,670,697,440円 (税抜き:2,472,868,000円) |
備考 | 借入期間:2018年6月1日から2022年3月31日 |