世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


新・HPCの歩み50年

新HPCの歩み(第201回)-2003年(d)-

9月 9, 2024 |

日本電気はItanium 2を搭載したUnixサーバを発表した。エルピーダ社が日本で唯一のDRAMメーカとなったが今後どうなるのか?システムLSIではルネサステクノロジ社が発足した。9社が協力して、複数のWebサービスを Read more…

新HPCの歩み(第200回)-2003年(c)-

9月 2, 2024 |

これまでのJSPP(1989年~2002年)に代わって新しいシンポジウム SACSISが始まった。広域ファイルシステムGfarmがオープンソフトウェアとして4月26日公開された。京都大学はFUJITSU PRIMEPOW Read more…

新HPCの歩み(第199回)-2003年(b)-

8月 26, 2024 |

1998年8月から計算科学技術を駆使した研究開発を推進してきたACT-JSTは終了し、「シミュレーション技術の革新と実用化基盤の構築」は2年目を迎えた。未来開拓「計算科学」とともに、計算科学の推進に力が入れられた。併せて Read more…

新HPCの歩み(第198回)-2003年(a)-

8月 19, 2024 |

地球シミュレータ登場後1年が経ち、運用が順調に進むとともに、次期スーパーコンピュータ計画に向けてのRISTの調査研究会が動き出した。グリッド関係では、NAREGIが始まるとともに、産総研グリッド研究センター、アジアグリッ Read more…

新HPCの歩み(第197回)-2002年(m)-

8月 5, 2024 |

Intel社がPentium/XeonのIA32とItaniumとの両面作戦で手を取られている間に、AMD社はx86-64アーキテクチャのOpteronを発表した。Intel社は第2世代のItaniumの正式名称を“It Read more…

新HPCの歩み(第196回)-2002年(l)-

7月 29, 2024 |

Cray社はスタンドアローンとしては最後のベクトルコンピュータであるX1を発表した。Hewlett-Packard社のFiorina CEOは創業家の反対を押し切って僅差でCompaq社との合併を実現した。Palmisa Read more…

新HPCの歩み(第195回)-2002年(k)-

7月 22, 2024 |

HPC Asia 2002において、HP社のFrank Baetkeは「生き残るアーキテクチャは少数であろう。残念ながら、AlphaやPA-RISCはItaniumに置き換えられるであろう。」と述べたが、後の歴史を見ると Read more…

新HPCの歩み(第194回)-2002年(j)-

7月 16, 2024 |

Gordon Bell賞に地球シミュレータ関係が3件も入賞した。これはComputenikを強調して、アメリカの予算を増額させるためでは、などという陰口も聞こえた。バンド幅チャレンジでも日本の複数チームががんばった。最終 Read more…

新HPCの歩み(第193回)-2002年(i)-

7月 8, 2024 |

SC2002では、基調講演でも、招待講演でも、地球シミュレータの名前が何度も言及された。佐藤哲也センター長が招待講演を行ったが、NSFやDOEのHPCの責任者は今後の計算資源増強によって日本を追い抜くとともに、アメリカが Read more…

新HPCの歩み(第192回)-2002年(h)-

7月 1, 2024 |

ISC2002で発表されたTop500では地球シミュレータが堂々1位を占めた。2位はASCI Whiteであった。Dongarraはグリッド環境での数値ライブラリについて論じ、Donna CrawfortはLLNLの50 Read more…