デザイン&シミュレーション倶楽部
最近、「最短経路設計」ということを考えています。求める設計解にたどり着くには、勘と経験であれ、試行錯誤であれ、最適解探索であれ、設計案の検討を繰り返す作業が発生するわけですが、その検討回数を最小にする設計プロセス、すなわ Read more…
もう15年以上も前、とある企業で長らくIT部門でCAD開発に携わってこられた方から、“3次元CADの本当の価値ってなんだろうね”という質問をいただいたことがあります。向こうはCADの専門家、こっちはCAE畑の人間ですから Read more…
前回は、シミュレーション技術のライフサイクルを、「開発期」「発展期」「高度期」で、眺めるということを紹介し、「開発期」「発展期」について話しました。今回は、「高度期」で何ができるといいかを語ってみましょう。 試作と実験を Read more…
設計シミュレーションはいわば、仮想試作と仮想実験の世界をつくることです。そして、ほとんどの企業の開発目標には、試作削減、一発試作、試作レスと言った言葉が並びます。コストを下げ、開発期間を短くし、試作品の品質を上げるのに、 Read more…
先日、「iPhoneを落としたときにネコのように空中で姿勢を変える特許、Appleが取得」という記事に目が留まり、これはよほど高度なシミュレーション技術が使われているな、とピンときました。記事をみると、姿勢を制御する特許 Read more…
【データ・フローで考える(1)-データは生もの】では、データにも鮮度があるという話をしました。このことを製造工程とのアナロジーで考えて見るともっとわかりやすいのです。 Just In Time (JIT)は、製造プロセス Read more…
データは貯めるのではなく、使う。それも、鮮度があるうちになるべく早く使う。時間が経てば経つほど、急速であれじわじわであれ、その価値を失っていきます。データと聞くと反射的に"保存する"という言葉を次に思い浮かべがちですが、 Read more…
前回【シミュレーションの世界で情報爆発は起きている?(3)-蓄積から知識化へ】では、シミュレーション情報の分析や知識化が目標ということを話しましたが、では、分析や知識化に値する”シミュレーション情報”とは、ど Read more…
シミュレーションのデータは日々世界中で保存されてはいますが、保存されてどうなっているのでしょうか?実は、大半はどうもなっていません。個人PCか、せいぜい共有ディスクに置かれているだけで、再活用される手立ても無いままなので Read more…
「シミュレーションの世界で情報爆発は起きている?(1)」では、現状を見て見ましたが、続いて、その内訳の背景を探るとしましょう。 ① 環境対応や安全性などの市場要求の種類が増え、かつ条件が厳しくなった NOx削減、燃費向上 Read more…