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2月 14, 2022

【東京大学】「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータシステム 次世代データ・学習ノード群【資料締切 3/28】

HPCwire Japan

機関名

東京大学情報基盤センター

件名

「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータシステム 次世代データ・学習ノード群

調達方式

購入

導入予定時期

令和4年度3月以降

これまでの流れ

手続き 公示日 説明会開催日 締切日
入札     入札:
開札:
意見招請      
資料招請 2022/2/14 2022/2/22 13:00
オンライン
2022/3/28 17:00

 

主な仕様

A 「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータシステム 次世代データ・学習ノード群は以下のハードウェア要件を満たしていること。

a システムは、演算加速装置、SSDを備える計算ノードとノード間接続ネットワークからなること。
b 演算加速装置は128基以上であること。計算ノードあたりに4基ずつ搭載されること。
c 各ノードの汎用CPU部は複数のCPUコアからなり、全てのCPUコアはハードウェア共有メモリ機構により相互に接続されること。
d ノード単体あたりの汎用CPU部の主記憶容量は512GiByte以上、メモリバンド幅は500GB/s以上であること。
e 演算加速装置の浮動小数点演算の理論ピーク性能は、倍精度、単精度いずれもWisteria/BDEC-01データ・学習ノード(Aquariusノード)に搭載された演算加速装置の2.5倍以上であること。
f 演算加速装置の主記憶容量は64GiByte以上であること。
g 演算加速装置は計算ノード内の複数の演算加速装置間でハードウェア機構によりデータを共有できること。汎用CPUとの間でもハードウェア機構によりデータを共有できること。
h 計算ノード上の各演算加速装置は、60GB/s以上の理論ピーク転送速度を持つバスで汎用CPUと結合されること。
i ノード単体あたりのSSDの記憶容量は6TiByte以上であり、15GB/s以上の理論ピーク転送速度を持つバスで汎用CPUと結合されること。
j 計算ノードが備えるノード間接続ネットワークインタフェースのデータ転送速度の理論ピーク値は、1ノードあたり800Gbps以上であること。各演算加速装置の主記憶の内容を汎用CPUを介さず直接転送可能であること。
k 計算ノードは外部接続インタフェースとして25Gbps以上のEthernetインタフェースを備えること。Wisteria/BDEC-01データ・学習ノード(Aquariusノード)と同様の外部接続が可能であること。
l 全ノード間はフルバイセクションバンド幅をもつリンクで接続されること。
m 本センターが運用するWisteria/BDEC-01システムに対し、InfiniBand HDR以上のリンクを用いて2TB/s以上のバンド幅で接続すること。

B 「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータシステム 次世代データ・学習ノード群は以下のソフトウェア要件を満たしていること。

a 本センターが保有するWisteria/BDEC-01システムのログインノードから本システムを操作でき、ジョブの投入を可能とすること。
b 本センターが保有するWisteria/BDEC-01システムと同等のLinuxオペレーティングシステムが動作すること。
c 本システムの計算ノード群から本センターが保有するWisteria/BDEC-01システムの高速ファイルシステムおよび共有ファイルシステムを利用可能とすること。

C 導入システム全体の消費電力は240kVA以下であること。CPU、メモリおよびディスク装置が連続的に稼働し続けた際にも十分な廃熱が行えるよう、電源容量、冷却、設置方式が考慮されること。設置面積は50平方メートル以下であること。

D 「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータシステム 次世代データ・学習ノード群は、Wisteria/BDEC-01システムとログインノード群、管理サーバ群、高速ファイルシステム、共有ファイルシステム、外部接続ルータを共有すること。ただし必要に応じて補助サーバを用意しても良い。

これまでのシステム調達結果

件名 「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータシステム
調達方法 借入
落札日 2020/11/13
落札業者 富士通株式会社
落札価格 (月額)94,875,000円(税抜き86,250,000円)
備考 契約期間:2021/5/14~2027/5/13 72カ月

 

関連リンク

Wisteria/BDEC-01 スーパーコンピュータシステム