世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


4月 16, 2014

SGI、3M、Intel共同で最新の液浸型冷却技術を実証

HPCwire Japan

SGIは、3Mおよびインテル社との協業により、3Mが開発した二層式液浸冷却技術wをSGIのスーパーコンピュータであるSGI ICE Xで実証に成功したと発表した。

この手法では、従来型の空冷と比べて10分の1のスペースしか必要とせず、また従来型の液体冷却で必要とされる高価な空冷装置は不要。コスト効率のよいデータセンターの構築が可能ということだ。少ないスペースで高いコンピューティング性能を得ることができ、ハードウェアへのアクセスも容易なうえ、残留液が付着することもない。今回のシステムにより、コンピューティング性能を1平方メートルあたり100キロワット規模まで引き上げることが可能とのことだ。

ソース:SGI社