6月 30, 2025
【気象庁】スーパーコンピュータシステム【資料締切 8/22】
機関名
気象庁
件名
スーパーコンピュータシステム
調達方式
借入、購入
導入予定時期
令和9年度第4四半期以降
これまでの流れ
手続き | 公示日 | 説明会開催日 | 締切日 |
入札 | 入札: 開札: |
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意見招請 | |||
資料招請 | 2025/6/30 | 2025/7/8 14:00 気象庁講堂 |
2025/8/22 17:00 |
主な仕様(資料招請時)
① スーパーコンピュータシステムは、スーパーコンピュータシステム(本体)、業務開発スーパーコンピュータ、クライアント端末、気象庁クラウド環境、長期保存ストレージ等で構成されること。
② スーパーコンピュータシステム(本体)及び業務開発スーパーコンピュータの要求要件は下記の通り。
- スーパーコンピューターは気象庁施設、データセンターに設置又はクラウドサービスを利用、もしくはそれらを併用して可用性に応じて分けること。スーパーコンピューターはCPUノードとGPUノードから構成される。実効演算性能は、現行性能(スーパーコンピュータシステムと線状降水帯予測スーパーコンピュータを合わせた性能)の約3倍を有すること。実効演算性能は気象庁が指定するプログラムを用いて行う性能評価試験(ベンチマーク・テスト)により評価されるものとする。なお、現行のスーパーコンピューターの機種は、スーパーコンピュータシステムが富士通PRIMERGY CX2550 M7の968ノード及び線状降水帯予測スーパーコンピュータが富士通PRIMEHPC FX1000の8448ノードである。
- スーパーコンピューターの主記憶容量は、気象庁の業務用プログラムが高速、柔軟に実施できるよう十分な量を有すること。
- スーパーコンピューターの二次記憶装置として、各スーパーコンピューター内のノード間でファイル共有ができ、高速な入出力が可能なストレージを有すること。
- 衛星データ処理及び各種業務処理を実行するサーバを有すること。
- 各設置場所内に大容量のストレージを有すること。
- OpenMP及び自動最適化(SMP並列化等)に対応したFortranコンパイラ及びC、C++コンパイラ、数値計算ライブラリ、MPIライブラリ、開発環境として利便性の高いデバッグツール及びチューニングツールを有すること。
- Fortran、C言語及びC++言語は、指示符によるGPUプログラミング機能を有すること。
- Pythonのプログラミング環境を有し、機械学習ライブラリ、通信ライブラリ及びMPI通信が利用できること。
ソフトウェア及びハードウェアの両面に求める信頼性・可用性に応じて保守及び整備に関して必要な措置を講ずること。 - 気象庁が作成した既存プログラム及び保有データの移行が容易で、効率的に実施できること。
- 本システムの運用・管理は可能な限り省力化及び自動化を図り、また、本システム全体で一元的な利用者管理、資源管理及び課金管理ができること。
- 本システムを構成する機器は省エネルギー性に優れていること。
③ クライアント端末は、気象庁職員が本システムを利用するために必要な機能を有すること。
④ 気象庁クラウド環境は、本システムをはじめとする庁内システムで作成した大容量の気象データを、クラウドを活用して民間事業者や大学・研究機関等に提供する機能を有すること。
⑤ 長期保存ストレージは、主にバックアップ用途として、次々期システム以降も継続使用できる機能を有すること。