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12月 18, 2020

【情報通信研究機構】高度な言語処理技術を機能させるための計算機設備【資料締切 1/12】

HPCwire Japan

機関名

情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所

件名

高度な言語処理技術を機能させるための計算機設備

調達方式

購入

導入時期

2021年度第4四半期 以降

これまでの流れ

手続き 公示日 説明会開催日 締切日
入札      
意見招請      
資料招請 2020/12/18 なし 2021/1/29 17:00

 

主な仕様

本計算機設備は、ディープラーニング計算システム、汎用計算システム、制御用システム、大容量ストレージシステム、高速ネットワーク等およびシステムを運用するのに十分な無停電電源装置を含む電源設備と冷却設備から構成される。

① ディープラーニング計算システムは、複数の計算ノードから構成され、各計算ノードは2基以上のCPUおよび8基以上のGPGPUを搭載していること。なお、各計算ノードあたりのGPGPU搭載数は均一でなくても構わない。また、システム全体のGPGPU搭載数は800基以上であること。
② ディープラーニング計算システムの各計算ノードが搭載する各GPGPUは、ECC機能を備えた40GB以上のメモリを有していること。また、メモリ帯域幅は1,550GB/s以上、GPU間の相互接続帯域幅は双方向で600GB/s以上であること。
③ 単一GPGPUでの理論演算性能は、単精度浮動小数点演算で19TFLOPS以上であること。
④ ディープラーニング計算システムの各計算ノードの主記憶容量は、1CPUあたり512GB以上搭載していること。
⑤ 汎用計算システムは、複数の計算ノードで構成され、各計算ノードは2基以上のCPUを搭載していること。また、システム全体のCPU搭載数は200基以上であること。
⑥ 汎用計算システムの各計算ノードの主記憶容量は、1CPUあたり512GB以上搭載していること。
⑦ 制御用システムは、複数の制御用サーバから構成され、システム全体のログインノードやバッチ処理サーバ等を含む、システム全体の制御に必要な機能を有すること。
⑧ 大容量ストレージシステムは、50PiB以上の実効容量を有し、高速かつ高信頼な並列ファイルシステムを提供すること。また、すべてのサーバから高速にアクセス可能であること。
⑨ 高速ネットワークは、25Gbps以上の帯域を有しており、すべてのサーバおよびストレージと接続すること。
⑩ オペレーティングシステムはUNIXに準拠し、ディープラーニング計算システムおよび汎用計算システムはバッチ処理機能を有すること。
⑪ ディープラーニング計算システムは、FORTRAN、C、C++等の言語、MPI等の並列プログラミング環境、開発環境およびディープラーニングのための各種ツール群を備えていること。
⑫ 無停電電源装置を含む電源設備および冷却設備を備えていること。

関連リンク

情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所