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7月 27, 2021

【東京大学】IBMと共同で日本初のゲート型商用量子コンピューターを始動

HPCwire Japan

東京大学とIBM は、日本初のゲート型商用量子コンピューティング・システム「IBM® Quantum System One」の「新川崎・創造のもり かわさき新産業創造センター(KBIC)」における稼働開始を、本日発表した。
本システムの稼働は、2019年12月にIBMと東京大学で発表した「Japan–IBM Quantum Partnership」に基づくもので、東京大学が本システムの占有使用権を有する。東京大学は本システムを活用し、企業、公的団体や大学
等研究機関と量子コンピューターの利活用に関する協力を進めていく予定。
「新川崎・創造のもり」地区に位置する産学交流によるインキュベーション施設である KBIC は、川崎市の全面的な支援により、電気、冷却水、ガス等のインフラの安定供給や耐振動環境といった量子コンピューターの常時安定稼働に必要となる最適な環境を実現しており、本システムが安定稼働することで研究活動が加速することが期待される。


ソース:東京大学