世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


9月 2, 2014

台風強度の予測精度を京コンピュータで大幅向上に成功

HPCwire Japan

海洋研究開発機構/気象研究所/琉球大学は、台風強度の予測精度向上を目指し、京コンピュータの性能を活かし、2009年4月から2012年9月に日本近傍を通過した全ての台風を対象とする合計281回に及ぶ高解像度大気海洋結合シミュレーションを行い、結合モデルでは既存の大気モデルに比べて、中心気圧に関しては、2日予報で約20-30%、3日予報で約30-40%誤差が小さくなり、最大風速に関しては、2日予報で約10-20%、3日予報で約20-30%誤差が小さくすることに成功したと発表した。


ソース:海洋研究開発機構