新HPCの歩み(第122回)-1994年(d)-
日本政府の1993年度補正予算の10件のスーパーコンピュータ案件に対し、アメリカは本腰を入れてかかり、経済制裁を発動すると露骨な対日圧力を掛けて来た。最終的に10件のうち6件7台はアメリカ製に決まった。アジア各国でもアメリカ製のスーパーコンピュータの導入が始まるが、中国やインドでは並列コンピュータの自主開発に力を入れる。 |
アメリカ政府関係の動き
1) NII
アメリカ政府の諮問会議NIIAC (The National Information Infrastructure Advisory Council)は1994年1月に30名で組織された。E. R. McCracken (SGI社長) とD. Lweis (National Public Radio社長) が共同議長を務めていた。4月29日に3つのメガプロジェクト(ワーキンググループのようなものらしい)を発表した。各委員はどれかのグループに所属する。
(1) Vision and Goals
長期的なビジョンに基づき、ゴールを具体化する。主査はV. K. Opperman委員(West Publishing社長)とJ. S. Patterson委員(ノースカロライナ州知事顧問)。
(2) Access to the NII
音声通信、ビデオ、コンピュータ技術を統合して電話を越える統一的なサービスを提供する。主査は、C. Fukunaga委員(ハワイ州州議会の上院議員)とB. C. Roberts委員(MCI Communications社長CEO)。
(3) Privacy, Security and Intellectual Property
NIIはアメリカ人の市民生活に広範な影響をもたらすことから、プライバシーとセキュリティを守るとともに、知的財産権への配慮が必要である。主査はJ. F. Cooke委員(Disney Channel社長)とE. Dyson委員(EDventure Holdings社長)。
2) 不正侵入
アメリカ政府がインターネットの利用を促進しようとしている矢先、アメリカ政府の秘密情報を扱う複数のコンピュータがイギリスの16歳の少年に侵入され、数ヶ月にわたって情報が盗まれ、電子掲示板に掲出されていることが判明した。この少年は7月イギリス警察によって逮捕された。国防関係のコンピュータに一晩つなぎっぱなしにしていたので身元が割れてしまったという。アメリカ空軍関係者によると、北朝鮮に関する重要なファイルがアクセスされた形跡があった。同様なニュースはこの後も続く。
日米貿易摩擦
第45回で書いたように、日本政府の1993年度の補正予算が10件のスーパーコンピュータ案件についたが、アメリカは本腰を入れてかかり、露骨な対日圧力を掛けて来た。1994年1月段階で9台のうち4台はアメリカ製を購入することが決まっていたが、これでも不十分であり、日本に対し経済制裁を発動する、と米政府関係者は述べている。この脅しが効いたのか、最終的に10件のうち6件7台はアメリカ製に決まった。
当時、Top500の1位のコンピュータNWTを所有していた航空宇宙技術研究所(NAL)は、IntelのParagon XP/S35(480プロセッサ)を1993年度の補正予算で導入し、1994年6月のTop500では25位にランクされた。Rmax(LINPACK性能)の単位はGFlops。
組織 |
ベンダ |
機種 |
Rmax |
応札 |
工技院情報計算センター |
Cray Research |
Y-MP C916 |
13.7 |
単独応札 |
オングストローム技術組合 |
TMC |
CM-5E/128 |
7.7 |
日米8社が応札。両方とも富士通が落札。 |
富士通 |
VPP500/30 |
32.9 |
||
生物資源研究所 |
DEC/MasPar |
MP-2216 |
1.6 |
三菱スペースソフトウェア単独応札 |
通信総合研究所 |
富士通 |
VPP500/10 |
11.7 |
日米4社応札 |
東北大金属材料研究所 |
日立 |
S3800/380 |
21.3 |
日米2社 |
筑波大学学術情報処理センター |
富士通 |
VPP500/30 |
32.9 |
国内3社 |
理化学研究所 |
富士通 |
VPP500/28 |
30.8 |
国内2社 |
航空宇宙技術研究所 |
Intel |
XP/S35 |
14.2 |
単独応札 |
動力炉核燃料開発事業団 |
Cray Research |
T3D MCA 128-2 |
10.7 |
単独応札 |
国立がんセンター |
IBM |
SP2/40 |
7.2 |
|
DEC/MasPar |
MP-2216 |
1.6 |
オングストローム技術組合(正確には、技術研究組合オングストロームテクノロジ研究機構、1993年2月発足)のCM-5Eは富士通を通して、生資研のMP-2は三菱スペースソフトウェアを通して導入した。国立がんセンターに納入したSP2は、発表前のためSPNという特別仕様機として納入した(直後のTop500には載っていない)。同時に、日本IBMはMP-2も納入した。今回の入札ではアメリカ製並列機を含めたSI提案が目立った。オングストロームでは、落札には至らなかったものの、日本電気も日立も、自社マシンとアメリカ製並列機のSIで応札していた。また理化学研究所の案件に日立がCM-5で、筑波大学の案件にキャノン販売が別のアメリカ製スーパーコンピュータで応札していた。(日経コンピュータ1994年3月7日号)。なお、DECはMasParの代理店なのであろうか。縁は深いが。
1993年からアメリカ合衆国通商代表を務めているMickey Kantorは、5月、「日本が1993年度に購入した15台のスーパーコンピュータのうち6台(正確には6件)がアメリカ製であったことは一歩前進である。しかし、1年にわたる評価の過程から、いくつかの問題点が見えてきた。」と述べている (HPCwire 1994年5月6日号)。
Cray Research社は4~5台を目標にしていたのに2台に終わり不満が残った。日本の企業に負けたというよりアメリカの他社に負けたのである。日本クレイの堀義和社長は、「現在の技術審査はメーカ側の提出書類をうのみにするのに近い。もっと厳格に審査できるよう第三者機関を設置すべきだ」と主張した。また入札前にはアメリカ政府関係者がヒアリングと称して日本の各研究機関を戸別訪問したといわれ、これに対する反発も強まっている。(日本経済新聞1994年1月26日号)
オングストロームのCM-5E/128の導入は、前年導入のVPP500/30とあわせて実は筆者が技術審査委員長を務めたが、まさかTMC社が直後に倒産するとは思わなかった。米政府の鳴り物入りで買わされた機械がこのありさまで、これではなかなか売れないのも理解できる。1998年にも技術審査委員長を務める。
ヨーロッパの政府関係の動き
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1) イタリア(APE100)
イタリアの原子物理学研究所INFN (Istituto Nazionale di Fisica Nucleare)は、APE (1988)に続き、1989年から開発を始めたQCD専用並列コンピュータAPE100 (APE cento)を完成。2048個のノードを3次元トーラスに隣接接続したSIMDマシンで、ピーク性能は100 GFlopsであった。写真はAPE100のエンジンとなるMAD chip(APE100 projectのページから)。その後、APE1000 (APE mille)の開発に着手。
また、フランス・イタリアの航空機会社であるAlcatel Alenia Space社はAPEの商品版をQuadricsの名前で売り出した。といっても、この社は2005年に合併によってできたので、売り出したのはその前身であるAlenia Spazio社であろう。
2) CERN
ヨーロッパ合同の素粒子原子核研究所CERN (the European Laboratory for Particle Physics)は、1994年11月、実験データ解析のためにIBMのSP2(64 nodes)を導入したと発表した。この時点でヨーロッパ最強のSP2である。1994年11月のTop500では、Rmax=12.1 GFlops、Rpeak=17.02 GFLopsで56位にランクしている。
アジアの政府関係の動き
1) 台湾(NCHC)
HPC Asiaの準備会議で2月に訪問した新竹(Hsin Chu)のNCHC (National Center for High-performance Computing國家高速計算中心)は、このころIBM SP1(16ノード)を購入した。台湾で最初のスーパーコンピュータであった。6月のTop500ではRmax=1.2 Gflopsで361位tieであった。
2) Singapore (NSRC)
1993年設立されたSingaporeのNSRC (National Supercomputing Research Centre)は、1994年にNEC SX-3/11を設置した。このマシンは、Rmax=1.30 GFlops、Rpeak=1.38 GFlopsで、1994年6月のTop500において、348位にランクしている。また、Supercomputing Visualization Laboratoryの設置について、SGI社と契約を結んだ。
NSRCは、9月29日~30日に、HPCC’94 (High Performance Computing Conference)を開催した。
3) 中国
HPCC’94でのZhu Chuan-qi(復旦大学)の講演から、中国におけるHPCの現状をまとめる。中国はアメリカの輸出規制対象国であり、性能値(何かのMFlopsか?)に応じて以下のような規制がある。
性能値 |
規制 |
該当機種例 |
100 – 195 |
輸出許可証が必要 |
|
195 – 1000 |
特別承認が必要 |
Cray EL (8 proc.) |
1000 – 2000 |
個別承認 |
Cray Y-MP (4 proc.), Cray C90 (1 proc.) |
設置状況は以下の通り。網羅的ではないと思われる。
場所 |
組織 |
機種 |
備考 |
河北省 |
CNPC(中国石油天然気集団) |
Galaxy 1 IBM 3084(2 proc.) |
地震波解析 |
北京 |
中国気象局 |
FACOM M150 Galaxy 2 (4 proc.) Cray Y-MP (2 proc.) |
天気予報 |
上海 |
上海商業銀行 |
IBM ES 9000 |
財務計算 |
長沙 |
国防科学技術大学 |
Galaxy 1 Galaxy 2 Galaxy 3(完成は1997年) |
|
北京 |
National Research Center for Intelligent Computing Systems |
Dawn 1(16 proc.) Dawn 2(2次元torus) |
Dawningとは別? |
これ以下、大学や研究所が言及されているが、具体的な記述はない。 |
4) 香港
香港のHPC装備の状況を、HPCC’94でのWilliam Max Ivey(香港科学技術大学)の講演から。
組織 |
機種 |
備考 |
香港科学技術大学 |
Paragon(140 proc.) SGI Onyx(8 proc.) |
1994/11のTop500 で139位 1994/11のTop500で311位 |
香港中文大学 |
DECmpp 12000 |
|
香港大学 |
IBM SP1(8 proc.) |
|
5) 韓国
韓国のHPC装備の状況を、HPCC’94でのYoung-Kyu Yang(KISTI)の講演から。
組織 |
機種 |
備考 |
KISTI SERI |
Cray Y-MP C916/16512 |
共同利用、1993/11のTop500で23位 |
SAIT(Samsung Adv Inst Tech) |
Cray Y-MP 4E/464 |
CAD用 |
Hyundai(現代)Motor Co |
Cray Y-MP 4E/464 |
Car design |
Kia(起亜)Motor Co |
Cray Y-MP AI |
Car design |
KBNU (Kyung-Buk Nat U) 慶北大學校? |
Cray Y-MP EL/1512 |
研究教育 |
6) タイ(Cray EL98)
タイの政府機関であるNECTEC (National Electronics and Computer Technology Center、1986年9月創立)は、タイ初のベクトルスーパーコンピュータCray EL98を導入した。この話はたまたまKasetsat大学のPutchong Uthayopas准教授(当時)から聞いたものである。HPCwireでも報道されていた。なお、Putchong Uthayopas教授はHPCやネットワークで活躍されたが、2021年12月29日にバンコク市内で突然倒れ、帰らぬ人となった。
7) インド
インドにはいくつかの並列コンピュータプロジェクトもある。Kahanerのレポートなどから紹介する。
a) PARAM (C-DAC)
C-DAC (Centre for Developmento of Advanced Computing, Pune and Bangalore)は、1994年、PARAM 9900/SSを開発した。ノードはSuperSPARC II。Clos Networkを用いて最大200ノード。新しいプロセッサを利用できるようモジュラに設計され、1995年発売のUltraSPARCを使ったPARAM 9900/USやDEC Alphaを使ったPARAM 9900/AAもある。
b) ANUPAM (BARC, Bhabha Atomic Research Center, Bombay)
Intel i860を用いたノードを2次元メッシュに結合したMIMDアーキテクチャ。
c) MTPPS (BARC)
MTPPS (Multi-Transputer Parallel Processing System)はT800を用いたノード16個を結合したもので、2個のリンクで1次元ループに接続し、他の2つのリンクはクロスバにつながり、再構成可能である。
d) PACE (ANURAG, Advanced Numerical Research Group, Hyderabad)
PACE (Oricessir for Aerodynamics Computationa and Evaluation)は4個のスーパークラスタをVMEリンクでFront-End Processroと結合したものである。各スーパークラスタは8個の演算用CPUと2個の通信用CPUを含みVMEバスで結合されている。CPUとしては、MC68030などを用いる。
e) CHIPPS (CDOT, Center for Development of Telematics, Bangalore、1984年創立)
Transputer T800ノードを16個、64個、192個結合し、SAMD (Single Algorithm Multiple Data)により同期なし(?)で動く。
f) FLOSOLVER (National Aerospace Laboratory, Bangalore)
流体力学計算用で、最新版はi860を用いている。
インドはCOCOM規制により、欧米や日本からのハイテク製品の輸入が規制されている。気象研究のためにCray X-MPが設置されているが、厳しい規制の下に置かれている。BangaloreのIndian Institute of ScienceはCrayのスーパーコンピュータを購入しようとしたが、交渉の末断念した。このため、自前の並列コンピュータを開発しようとしている。
インド国内の大学や研究所や産業界のコンピュータ設置状況を、HPCC’94でのYajnikの講演から示す。あまりなじみのないシステム名もあるが、貴重な情報なのでそのまま記す。
INDIAN ACADEMIC INSTITUTIONS |
|||
CITY |
Initials |
ORGANIZATIO |
SYSTEM |
Allahabad |
AU |
Allahabad University |
CYBER 180/830 |
Bangolore |
IISC. |
Indian Institute of Science [Supercomputer Edn. & Res. Centre (SERC)] |
CYBER 992, R6000/580 cluster, 10000/620, POWER CHALLENGE |
Bombay |
IIT |
Indian Institute of Technology |
CYBER 180 |
Cochin |
CUST |
Cochin Univ. of Science & Technology |
CYBER 180/830 |
Delhi |
IIT |
Indian Institute of Technology |
ICIM |
Indore |
iu |
Indore University |
CYBER 180/830 |
Kharagpur |
IIT |
Indian Institute of Technology |
CYBER 180 |
Konpur |
IIT |
Indian Institute of Technology |
CONVEX C220 |
Madras |
IIT |
Indian Institute of Technology |
SIEMENS |
Madurai |
MKU |
Madurai Kamaraj University |
CYBER 180/830 |
Mysore |
UM |
University of Mysore |
CYBER 180/830 |
Pune |
PU |
Pune University |
CYBER 180/830 |
Vishakhopatnom |
UV |
Univ. of Vizag |
CYBER 180/830 |
INDIAN RESEARCH & DEVELOPMENT LABS |
|||
Ahmedabad |
PRL |
Physical Research Laboratory |
RS6000/580 Cluster |
Bangalore |
ADA |
Aeronautical Development Agency |
IBM 3090 |
|
ADE |
Aeronautical Development Estt. |
CYBER180 |
|
C-DAC |
Centre for Development of Advanced Computing |
PARAM |
|
C-DoT |
Centre for Development of Telematics |
CHIPPS |
|
C-MMACS |
CSIR Centre for Mathematical Modelling and Computer Simulation |
CONVEX 3820 |
|
DOS |
Department of Space |
RS6000/580 Cluster |
|
GTRE |
Gas Turbine Research Estt, |
CYBER 180/830 |
|
JNCASR |
Jawaharlal Nehru Centre for Advanced Scientific Research |
ALPHA Cluster |
|
NAL |
National Aerospace Laboratories |
FLOSOLVER |
Bombay |
BARC |
Bhabha Atomic Research Centre |
ANUPAM |
|
TIFR |
Tata Institute of Fundamental Res. |
ALPHA Cluster |
Cochin |
NPOL |
Naval Physical & Oceanography Lab. |
CYBER 180/830 |
Dehradun |
IRDE |
Instrument Research & Development Establishment |
CYBER 18X |
Delhi |
AIMS |
All India Institute of Medical Sciences |
CYBER – |
|
IMD |
India Meteorological Department |
CYBER 2000 |
|
NCMRWF |
Natl. Centre for Medium Range Weather Forecasting |
CRAY XMP/216 |
|
NIC |
National Informatics Centre |
CYBER, NEC |
|
SAC |
Scientific Application Centre |
ELXSI6460 |
Ghaziabad |
SERC |
Structural Engineering Research Centre |
ELXSI6420 |
Hyderabad |
DRDL |
Defence Research & Development Lab. |
ANURAG |
|
NGRI |
National Geophysical Research Institute |
Cyberl8X |
Madras |
SERC |
Structural Engineering Research Centre |
PRIME |
Pune |
C-DAC |
Centre for Development of Advanced Computing |
PARAM, ALPHA Cluster |
|
CWPRS |
Central Water and Power Research Station |
CYBER 18X |
Trivandrum |
DOS
|
Department of Space |
RS6000/580 Cluster |
|
VSSC |
Vikram Sarabhai Space Centre |
CYBER 170/730 |
INDIAN INDUSTRY ETC. (OIL) |
|||
Bombay |
ONGC |
Oil and Natural Gas Commission |
ELXSI6410 |
Dehradrun |
ONGC |
Oil and Natural Gas Commission |
IBM3090 |
Guwahati |
OIL |
Oil India Limited |
CYBER |
Madras |
ONGC |
Oil and Natural Gas Commission |
Unisys |
INDIAN INDUSTRY ETC. (AUTOMOTIVE) |
|||
Ghaziabad |
MUL |
Maruti Udyog Ltd. |
ALPHA WS |
Jammu |
TISCO |
Tata Iron & Steel Company |
Minis |
Pune |
TELCO |
Tata Engineering & Locomotive Company |
IRIS Workstations |
|
|
Bajaj Scooters |
U6000 |
INDIAN INDUSTRY ETC. (AEROSPACE) |
|||
Bangalore |
HAL |
Hindustan Aeronautics Limited |
UNIVAC 1170 |
Bombay |
AI |
Air India |
UNIVAC 1180 |
Delhi |
IA |
Indian Airlines |
UNIVAC 1180 |
INDIAN INDUSTRY ETC. (ELECTRONICS & COMPUTERS) |
|||
Calcutta |
RCC |
Regional Computing Centre |
CYBER |
Hyderabad |
ECIL |
Electronics Corp. of India |
CYBER |
|
CMC |
Computer Maintenance Corp. |
CYBER |
GOVERNMENT |
|||
Metros |
|
Indian Customs |
UNIVAC 1170 |
RAILWAYS |
|||
Hyderbad |
SCR |
South Central Railway |
CYBER |
次回は、世界の学界の動きと、年前半までの国際会議。 アメリカではこの年Petaflops Computingを目指す会議が始まっている。当時最高速のコンピュータはNWTであったので、その10000倍速いコンピュータを夢見ていたわけである。
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