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11月 21, 2024

【筑波大学】ユニファイドメモリ型スーパーコンピュータシステム 【意見締切 1/14】

HPCwire Japan

機関名

筑波大学

件名

ユニファイドメモリ型スーパーコンピュータシステム

調達方式

借入

借入期間

2025年10月1日から2031年9月30日

これまでの流れ

手続き 公示日 説明会開催日 締切日
意見招請 2024/11/21 2024/12/2 13:00
オンライン
2025/1/14 17:00
入札取消 2024/11/11    
入札 2024/9/24 2024/10/4 14:00
国立大学法人筑波大学計算科学研究センター1階会議室A
入札:2024/11/25 17:00
開札:2024/12/20 15:00
意見招請      
資料招請 2024/4/8 2024/4/18 14:00
国立大学法人筑波大学計算科学研究センター1階ワークショップ室
2024/5/20 17:00

 

主な仕様(資料招請時)

ユニファイドメモリ型スーパーコンピュータシステムは並列計算サーバ、並列ファイルシステム、ログインサーバ及びこれらを連携し、安定かつ効率的に運用するために必要なその他の設備(ハードウェア及びソフトウェア)により構成されるものとする。

A 並列計算サーバは以下に示す基本的な要件を満たすこと。

  1. 並列計算サーバは均質な計算ノード群で構成されること。
  2. 計算ノードはCPU、GPU、メモリ、NVMe SSD、周辺装置からなる。
  3. GPUのピーク演算性能は倍精度浮動小数点で60TFLOPS以上であること。
  4. CPUとGPUはノード内の全てのメモリをキャッシュコヒーレントでアクセス可能であり、計128GiByte以上の容量を持ち、最大理論ピークバンド幅は4TByte/sec以上であること。
  5. NVMe SSDは3.8TByte以上であり、そのピークバンド幅は8GByte/sec以上であること。
  6. 計算ノードはフルバイセクションバンド幅を有する相互接続網で接続され、ネットワークリンクはGPUあたり400Gbps以上の理論ピーク性能を持つこと。
  7. 並列計算サーバ全体の倍精度浮動小数点ピーク演算性能は10PFLOPS以上であること。

B 並列ファイルシステムは以下に示す基本的な要件を満たすこと。

  1. 並列計算サーバの相互結合網に接続すること。
  2. ユーザ利用可能領域は1PByte以上であること。
  3. 理論ピークバンド幅は100GByte/sec以上であること。
  4. iノード数は200億以上であること。
  5. 共有ディレクトリに対するファイル作成性能は100,000files/sec以上であること。
  6. 構成する装置単体の故障に対しては、システム全体の運用を停止することなく装置の交換が可能であること。
  7. 並列ファイルシステムのモニタリングシステムを備えること。

C ログインサーバは以下に示す基本的な要件を満たすこと。

  1. 3ノード以上で構成すること。
  2. 並列計算サーバの相互結合網に接続すること。
  3. 各ログインサーバは40Gbps以上の外部ネットワーク接続用のインタフェースを持ち、外部ネットワークルータに接続すること。
  4. 外部ネットワークルータは、外部接続用に10Gbit Ethernetのポートを3以上持つこと。
  5. 既存のPegasusスーパーコンピュータの並列ファイルシステムにInfiniBandで接続し、アクセス可能とすること。

D 全ノードで利用可能なソフトウェアは以下に示す基本的な要件を満たすこと。

  1. Linuxオペレーティングシステムが動作すること。
  2. 並列計算サーバのCPUに関し、自動並列化機能及びOpenMPを有するFortran, C, C++処理系を提供すること。
  3. 並列計算サーバのGPUに関し、CUDA(CUDAから移行ツール含む)及びOpenACCまたはOpenMPによるGPUプログラミング処理系を提供すること。C/C++及びFortranが利用可能であること。
  4. 全ノードで並列処理を行うためのMPI 4.0規格以上の通信ライブラリが提供されること。
  5. 高度に並列化された数値計算/AIライブラリが提供されること。それらのライブラリがPythonから利用可能なこと。
  6. 全ノードを対象としたバッチジョブシステムが提供されること。

E 設置環境について
 本システム全体の消費電力は、冷却設備の電力も含めて300kVA以下であること。並列計算サーバ、並列ファイルシステムが連続的に稼働し続けた際にも十分な廃熱が行えるよう、電源容量、冷却、設置方式が考慮されること。並列計算サーバ、並列ファイルシステム、ログインノード他の電力のモニタリング可能な設備を備えること。

F 並列計算サーバの実効演算性能及び並列ファイルサーバの入出力性能については、別途導入説明書に示すベンチマークにより評価する。

G 落札方式は価格及び性能・機能等の総合評価による。総合評価の概要は別途導入説明書に示す。

これまでのシステム調達結果

件名 最先端多重複合型計算機システム
調達方法 借入
落札日 2018.11.13
落札業者 日本電気株式会社
落札価格 12,204,000円
備考 借入期間:2019/4/1~2025/3/31

 

関連リンク

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