5月 25, 2018
【富士通】北海道大学情報基盤センターの学際大規模計算機システムを受注
富士通は、国立大学法人北海道大学情報基盤センターより、スーパーコンピュータシステムとクラウドシステムから構成され、総理論演算性能4.0ペタフロップスを達成する学際大規模計算機システムを受注した。本システムは2018年12月より稼働を開始しする。
本システムのスーパーコンピュータシステムは、同社の最新PCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY CX2550 M4」など約1,300台で構成されまている。また、クラウドシステムは、北海道大学内に加え、今回新たに北海道から九州に至る複数の遠隔拠点にPCサーバを設置し、学術情報ネットワーク「SINET5」でつなげることで、全国規模の広域分散クラウドシステムとして、ネットワークやIoTなどの分散システムに関する研究に活用できるとしている。
北海道大学情報基盤センターは、本システムを、計算科学や計算機科学関連の研究開発に活用するとともに、HPCIやJHPCNへの資源提供により民間企業などを含む全国の研究者に広く提供し、あらゆる分野の発展に貢献する予定だ。
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ソース:富士通
参考資料:北海道大学情報基盤センター新システム概要