11月 5, 2015
日本SGI、京都大学化学研究所から次期スーパーコンピュータシステムを受注
日本SGI株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:望月学)は、京都大学化学研究所(ICR: Institute for Chemical Research、所在地:京都府宇治市、所長:時任宣博)から、次期スーパーコンピュータシステムを受注したと発表した。
本システムは、ゲノムネット計算サーバ、化学計算サーバ、ゲノムネットサーバ、化学データベースサーバ、ファイルサーバの5つのサーバ群で構成され、高速なLustreファイルシステムと大容量のNFSファイルシステムを併用したネットワークで統合。システムの中心となるゲノムネット計算サーバおよび化学計算サーバは、合計32テラバイト(TB)のメモリーを搭載した大規模な共有メモリー型サーバ「SGI UV 2000」と合計3000 コアのクラスター型サーバ「SGI Rackable Standard Depth Servers」で構成。さらに、約9.4 PB(物理容量)のストレージシステムは、現行の840TBと比べ10倍以上の容量を実現。日本SGIが製品導入からシステム構築、運用保守までを一括して行い、2016年1月に稼働開始する予定。
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ソース:日本SGI