4月 16, 2019
産総研、サイバーフィジカルシステム研究棟が落成、実世界でのAI普及を促進
国立研究開発法人産業技術総合研究所は同研究所の臨海副都心センターに建設中であった「サイバーフィジカルシステム研究棟」の落成式を4月15日に行った。
生産年齢人口が急激に減少している我が国とっては一人あたりの生産性を向上する必要があり、そのために人と機械が協調して作業する仕組みが必要である。落成した「サイバーフィジカルシステム研究棟」は、人の作業をAIが認識し、ロボット等を活用して人を支援する「人・機械協調AI技術」の推進を目指している。研究棟内には模擬環境として、「バイオ研究模擬環境」、「小売店舗模擬環境」、「小型半導体製造模擬環境」、「機械加工工場模擬環境」が備えられており、産学官連携などによる共同研究などを進めていく。
機械加工工場模擬環境 | |
小売店舗模擬環境 |
(写真:小西史一)