3月 16, 2020
【産業技術総合研究所】産総研集合知解析基盤 【資料締切 4/24】
機関名
産業技術総合研究所
件名
産総研集合知解析基盤
調達方式
購入
導入時期
2021年度2月
これまでの流れ
手続き | 公示日 | 説明会開催日 | 締切日 |
入札 | |||
意見招請 | |||
資料招請 | 2020/3/16 | 2020/3/23 14:00 国立研究開発法人産業技術総合研究所 つくば西事業所 つくば西-1棟1204室 |
2020/4/24 17:00 |
主な仕様
調達に必要とされる基本的な要求要件 GAMAは、時系列データ解析用データウェアハウス、大規模データ保管用ストレージシステム、AIによる解析を担う高性能計算機システム、及びこれらを高速かつ安定的に接続するネットワークインフラとこれらを有効に活用するソフトウェア等によって構成される。システムは全てラックにマウントされる。以下にシステムの要求要件を示す。
- 時系列データ解析用データウェアハウス 100億件以上の時系列データを取り扱うことが可能なデータウェアハウスシステムであること。非圧縮環境において15TB以上、圧縮時(理論値)の保管容量が60TB以上となるデータを保存できること。一般的なデータベース記述言語による処理が可能であり、かつ、ODBC接続を通じてクライアント側の負荷を最小化にしつつ処理が可能であること。100億件の時系列データを高速、少なくとも数時間以内に入出力が可能であり、全体の集計処理を数分で実施できること。入出力、集計時には特定のインデックスなど事前のデータ構造などに依存しないで高速な集計が可能であること。入出力、集計、結果のグラフ表示までの全てが一貫したGUI(Graphical User Interface)操作によって完結できること。
- 大規模データ保管用ストレージシステム ストレージ容量は1PB以上であること。④のネットワークインフラ上に設置された③の計算システムから20Gbyte/s以上(理論値)でデータの入出力が可能であること。Windowsシステムから直接または間接的にデータの入出力が行えること。IOPSを最大化するシステム構成が望ましい。
- 高性能計算機システム 上記①、及び②に蓄積されたデータを深層学習モデルによって分析するための高速計算機システムを構成すること。高性能計算機システムの合算理論ピーク性能は4.5PFLOPS以上であることが望ましい。浮動小数数型はIEEE754標準に準拠するものとするが、精度は問わない。また、倍精度での合算理論ピーク性能は250TFLOPS以上であることが望ましい。搭載メモリの合計容量は6.5TB以上とする。また計算機システムには5台以上の簡易なAI計算が可能となる予備プラットフォームを準備すること。高速計算機システムのOSはMicrosoft Windowsを採用することが望ましい。
- ネットワークインフラ 上記①から③の全てを相互に高い転送バンド幅で接続すること。①と②、③は40GbE以上によって接続すること。②と③は転送バンド幅200Gbps以上で接続すること。①から③の全てを100GbEによって接続し、GAMAの外部に設置されたサービスネットワークと接続すること。
- 管理機能 上記①から④の全体をGAMA設置サーバルームから100m以下の距離にある2箇所の管理ルームから直接接続し、操作可能な管理システムを有すること。管理ネットワークは④のネットワークのバンド幅に影響を与えないよう独立して敷設すること。
- その他 システムを運用するために十分な給電設備及び冷却設備を構築すること。ただし、最大消費電力は80kW以下とすること。システムを最大限活用し、大規模時系列データ及び画像等多様な大規模データの分析、長期シナリオ分析を実現するソフトウェア群を有すること。また、これらを解析するためのソフトウェア群を有すること。