11月 20, 2014
スーパーコンピュータ「京」でHPCチャレンジ賞クラス1、2を受賞
理化学研究所、筑波大学と富士通は、スーパーコンピュータの総合的な性能を評価するHPCチャレンジベンチマークをスーパーコンピュータ「京」で測定した結果により、2014年「HPCチャレンジ賞クラス1」の4部門中2部門で第1位を獲得したと発表した。第1位を獲得したのは、Global HPL(大規模な連立1次方程式を解く演算速度)、EP STREAM(Triad) per system(多重負荷時のメモリアクセス速度)の2部門。「京」は「HPCチャレンジ賞クラス1」を2011年から今年2014年まで4年連続第1位を獲得している。
さらに、理研と筑波大学が共同開発したスーパーコンピュータ用並列プログラミング言語「XcalableMP」と「XcalableACC」が、プログラミング言語の生産性を評価する「HPCチャレンジ賞クラス2パフォーマンス賞」を受賞した。XcalableMPは2年連続の受賞になる。米国ニューオーリンズで開催中のHPCに関する国際会議「SC14」で18日(日本時間19日)に発表された。
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ソース:筑波大学