1月 27, 2015
国立極地研究所において、「極域科学コンピューターシステム」が稼働開始
株式会社日立製作所は、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構国立極地研究所における、人工衛星や南極域・北極域の観測地から送信される膨大な観測データの解析を行うための研究用システム「極域科学コンピューターシステム」の構築を完了し、極地研は2月1日から本システムの稼働を開始すると発表した。
本システムは、日立のスーパーテクニカルサーバ「SR24000シリーズ」を中核として、従来システム比約5.6倍となる合計40.4TFLOPSの総合理論演算性能、従来システム比約6.5倍のデータ転送速度を実現し、観測データの解析時間を約4分の1に短縮される。また、総メモリ容量を従来システム比約9.3倍の18.5TBに増強したことで、解析に利用する観測データ量を大幅に拡大し、解析精度を約8倍に向上した。
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ソース:日立製作所