【国立環境研究所】研究用計算基盤 【資料締切 2/26】
機関名
国立環境研究所
件名
研究用計算基盤
調達方式
借入
導入予定時期
令和8年(2026年)1月以降
これまでの流れ
手続き | 公示日 | 説明会開催日 | 締切日 |
入札 | 入札: 開札: |
||
意見招請 | |||
資料招請 | 2023/12/25 | 2024/1/12 15:30 国立研究開発法人国立環境研究所 中会議室 |
2024/2/26 16:00 |
主な仕様(資料招請時)
本研究所において、地球規模の環境変動に伴う現象の把握及び影響の解明に関する研究分野における大規模な計算、将来予測及びモデル解析に関する数値シミュレーションを行うため、また、貴重な研究データの集約、共有、公開を行うためのプラットフォーム的な役割を果たすデータ基盤を整備するために導入する。
① 本システムは高性能計算にも適用可能な仮想化基盤を中心とし、計算ノード群、共有ファイルシステム、ログインノード群、管理サーバ群、及びこれらを接続するネットワークから構成されること。ただし、計算ノード群、ログインノード群、管理サーバ群は仮想化基盤と統合した形を可能とする。
② 計算ノード群については、以下の要件を満たすこと。
・ベクトル型プロセッサを搭載する計算ノード群は、現有ベクトル型計算機(NEC SX-Aurora TSUBASA, 総演算性能622.8TFLOPS)と同等以上の性能を有すること。
・汎用CPUを主とする計算ノード群は、理論演算性能において仮想化基盤と合わせて現有スカラー型計算機(HPE Apollo 2000, 総演算性能86TFLOPS)の約45倍である4PFLOPS以上であること。
・本研究所が指定するプログラムを用いて行うベンチマークテストの結果が所定の要件を満たすこととする。
・Fortran・C・C++プログラムから引用可能な、高度に最適化された科学技術計算向きのライブラリを備えること。
・Fortran・C・C++プログラムから利用可能なパフォーマンス解析ツール・並列化支援ツールを備えること。
③ 仮想化基盤については、以下の要件を満たすこと。
・計算ノード単体あたりの主記憶装置の総記憶容量は256GiByte以上、主記憶装置のバンド幅は500GByte/s以上であること。
・CPUコアあたりの倍精度実数演算での理論演算性能は25GFLOPS以上、CPUコアあたりの主記憶容量は2GiByte以上であること。
・一部のノードに演算加速装置として、GPUを備えること。倍精度実数演算での理論演算性能のうちGPUが提供する割合が仮想化基盤の25%を超えないこと。
・計算ノード単体あたりの主記憶装置の総記憶容量が2048GiByte以上を備えるノードを数台有すること。
④ 高速共有ファイルシステムについては、以下の要件を満たすこと。
・有効利用容量は、合計で1PByte以上であること。
・すべての計算ノード及びすべての仮想化基盤上の仮想サーバから共有ファイルシステムに対して、200GB/s以上の転送速度で読み書きが可能であること。
⑤ 大容量共有ファイルシステムについては、以下の要件を満たすこと。
・有効利用容量は、合計で20PByte以上であること。
・すべての計算ノード及びすべての仮想化基盤上の仮想サーバから共有ファイルシステムに対して、100GB/s以上の転送速度で読み書きが可能であること。
⑥ 動作確認及び性能評価のために行うプレベンチマークテストの概要は導入説明書に示す。(本テストの結果は、総合評価による判定には含めないものとする。)
⑦ 性能評価のために行うベンチマークテストの概要は導入説明書に示す。
これまでのシステム調達結果
件名 | 国立環境研究所スーパーコンピュータシステム一式に関する賃貸借及び運用保守業務 |
調達方法 | 借入 |
落札日 | 2019.5.14 |
落札業者 | 日本電気株式会社 |
落札価格 | 2,176,560,000円 |
備考 | 借入期間:2020/3/1~2026/2/28 |