InfineraとDANTE、ギネス記録を達成
Tiffany Trader

8月初め、InfineraとDANTEは(Delivery of Advanced Network Technology to Europe)は、長距離光伝送容量の最速プロビジョニング記録を作った。ネットワーク専門家が20分未満で、両方向に160万HDフィルムの同時ストリーミングをサポートするのに十分な回線容量を有効化させたのだ。
ギネス世界記録職員の監視のもと、両社はGEANTネットワークを横断して、毎秒8テラビット(Tbps)の長距離スーパーチャネルオプティカル機能をインストールし動作させた。全体のセットアップ時間は最初から最後までで19分と1秒しか掛からず、結果的に1時間あたり26.02Tbpsのプロビジョニング速度となった。
チームは、オランダ・アムステルダムのVancisからドイツ・ハンブルクのGlobalConnectまでを長距離リンクを介しGEANTバックボーン上にそのDTN-Xのパケット光トランスポート・ネットワーキング・プラットフォームによってInfineraのインテリジェント・トランスポート・ネットワークを展開した。DTN-Xプラットフォームは、2つだけの光ファイバコネクタをそれぞれ必要とする毎秒500Gigabit(Gbps)のスーパーチャネルラインカードを採用している。各エンドポイントにこのようなカードが16枚と32のファイバ接続があった。一旦スーパーチャネルの準備ができると、技術者がリンク上に100Gigabit Ethernet(GbE)サービスを用意した。
公式発表によれば、 「DTN-Xは、同じプラットフォーム内のノンブロッキングOTNスイッチングで5Terabitsの収容ができ、その結果、従来のWDMアーキテクチャと比較してはるかに効率的なネットワーク利用ができます。インテリジェントなソフトウェアとこの統合プラットフォームとを組み合わせて、手動操作を自動化することで、運用コストを削減し、迅速なサービス提供を可能にします。 」
「稼働中のネットワーク上での長距離伝送容量の最速プロビジョニングのギネス世界記録を達成するためにInfineraでの作業は、インテリジェント・トランスポート・ネットワークを操作する私たちの日々の経験と一致しています。」とDANTEのCTO、マイケル・エンリコは述べている。「我々がGEANT、欧州最大の研究・教育ネットワーク、を急速にスケールするのに必要とするマルチテラビット容量を、Infineraは簡単に展開し、用意できます。」
GEANTは、ヨーロッパ全体で10,000の異なる学術や政府研究機関に設置された5000万ユーザーを持つヨーロッパで最大の研究教育ネットワークである。