10月 10, 2017
富士通、国内最速、産業技術総合研究所様のAI用途向けスーパーコンピュータを受注
富士通は、国立研究開発法人産業技術総合研究所より、国内最速となるスーパーコンピュータシステム「人工知能処理向け大規模・省電力クラウド基盤(AI Bridging Cloud Infrastructure, ABCI)」を受注したと発表した。
ABCIは、最新の富士通PCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY(プライマジー)」などから構成され、AI分野で重要視される半精度浮動小数点演算の理論ピーク性能では550 ペタフロップス、従来のシミュレーション分野などで主に用いられる倍精度浮動小数点演算で37ペタフロップスの性能を有する。これは2017年6月の最新のスパコンランキングTOP500リストで比較すると、国内1位、世界3位に相当するものとのこと。
ABCIは、東京大学 柏IIキャンパス(所在地:千葉県柏市)に新設するABCIデータセンターに設置され、2018年度から運用を開始する予定。
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ソース:富士通