9月 16, 2014
インド工科大学カーンプル、2番目のスパコンを導入
Tiffany Trader

インド工科大学カーンプル校(IIT –K)は先日、新しいスーパーコンピュータを発表した。インドで5番目に高速なシステムであり、この教育機関にとってプレミアなリソースである。コンピュータセンター長であるAshish Duttaは、IIT-Kがこのシステムの購入に48億ルピー(8百万米ドル)を使い、研究、教育およびトレーニングの目的に利用されると発表している。
「スーパーコンピュータは科学と工学研究の多くの分野で使用されています。」と新システムの参照として語った。「HPCは、核爆発、銀河の形成、ペースメーカーの再設計の影響、遺伝学および遺伝関連の疾患、創薬、航空機の軽量化、空力などをシミュレーション可能です。」
増加した計算能力による恩恵を受ける予定であるプロジェクトの中には、高度な航空機設計と科学的農業予測がある。
このコンピュータはHewlett-Packard製で、IITKの次長であるSC Shrivastavaが率いるエンジニア・チームによって組立と試験が行われた。LIPACK性能で282テラフロップすの性能を持ち、このスーパーコンピュータは2013年11月に発表された最新のTOP500リストで130位であった。
これはIIT-Kanpurにとってのスーパーコンピュータとして、2番目の記録である。この大学の前のHPCクラスタは、やはりHPのシステムで2010年のTOP500リストで369位であった。
「このクラスタの負荷が大きくなるにつれ、我々はより大きなマシンに行くことにしました。」と、大学の学部長であるManindra Agarwalは説明した。