世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


3月 4, 2022

【気象庁】スーパーコンピュータシステム借用(レンタル)・購入・取付調整及び保守並びにクラウドサービスの提供 【入札締切 5/27】

HPCwire Japan

機関名

気象庁

件名

スーパーコンピュータシステム借用(レンタル)・購入・取付調整及び保守並びにクラウドサービスの提供

調達方式

借入

導入時期

2023年度第4四半期 以降

これまでの流れ

手続き 公示日 説明会開催日 締切日
入札 2022/3/4  

書類:2022/4/14 17:00
入札:2022/5/27 14:00
開札:2022/5/30 14:00

意見招請 2020/10/26

2021/11/2 14:00

気象庁講堂(気象庁3階)

2021/12/23 17:00
資料招請 2020/11/20 2020/12/4 14:00
気象庁講堂
2021/1/14 17:00

 

主な仕様(資料招請時)

① スーパーコンピュータは気象庁施設に設置又はクラウドサービスを利用、もしくはその両者を併用した複数のクラスタで構成される。実効演算性能は、現行性能(清瀬設置スパコンと気象研究所設置スパコンを合わせた性能)を1とした時に、運用当初は少なくとも5倍を有することとし、その後順次強化することで運用終了1年前には少なくとも10倍を有すること。実効演算性能は気象庁が指定するプログラムを用いて行う性能評価試験(ベンチマーク・テスト)により評価されるものとする。なお、現行のスーパーコンピュータは、清瀬設置スパコンがCray XC50の5632ノード及び気象研究所設置スパコンが富士通PRIMERGY CX2550M5の880ノードである。
② スーパーコンピュータの主記憶容量は、気象庁の業務用プログラムが高速、柔軟に実施できるよう十分な量を有すること。
③ スーパーコンピュータの二次記憶装置として、各系内でファイル共有ができ、高速な入出力が可能なストレージを有すること。
④ 衛星データ処理及び各種業務処理を実行するサーバを有すること。
⑤ 各設置場所内に大容量のストレージを有すること。
⑥ OpenMP及び自動最適化(SMP並列化等)に対応したFortranコンパイラ及びC、C++コンパイラ、数値計算ライブラリ、MPIライブラリ、開発環境として利便性の高いデバッグツール及びチューニングツールを有すること。
⑦ ソフトウェア及びハードウェアの両面にわたり高い信頼性・可用性を有し、保守及び整備に関して俊敏な措置を講ずること。
⑧ 気象庁が作成した既存プログラム及び保有データの移行が容易で、効率的に実施できること。
⑨ 本システムの運用・管理は可能な限り省力化及び自動化を図り、また、本システム全体で一元的な利用者管理、資源管理及び課金管理ができること。
⑩ 本システムを構成する機器は省エネルギー性に優れていること。

これまでのシステム調達結果

件名 気象庁スーパーコンピュータシステム
調達方法 借入
落札日 2016/4/28
落札業者 株式会社日立製作所
落札価格 7,499,508,566円

 

件名 気象研究所スーパーコンピュータシステム
調達方法 借入
落札日 2014/7/24
落札業者 富士通株式会社
落札価格 1,598,893,560円

 

関連リンク

気象研究所スーパーコンピュータシステム
気象庁スーパーコンピュータシステムの変遷ホワイトペーパー