11月 15, 2014
天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイ」,さらに2倍の計算速度へ
11月13日、国立天文台天文シミュレーションプロジェクト(Center for Computational Astrophysics,CfCA)では2014年9月11日から30日、数値計算専用スーパーコンピュータCray XC30システム「アテルイ」のアップグレードを行い、同10月1日より共同利用運用を開始したと発表した。今回のアップグレードでは最新のCPU1への交換によって、理論演算性能2がこれまでの502Tflops3から約2倍の1.058Pflops3に向上。新しいアテルイではこの性能を活かし、シミュレーション天文学の観点からさらなる宇宙の理解を加速させることが期待される。
—
ソース:国立天文台