世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


11月 27, 2014

IDT社、Orange Silicon Valley社、NVIDIA社がゲームとアナリティクスに最適なRapidIOベースのクラスタでコンピューティングのブレイクスルーを加速

HPCwire Japan

IDT®社(Integrated Device Technology,Inc.)は、モバイルプロセッサを接続した高密度・低レイテンシのクラスタにより、オンラインゲームやハイパフォーマンス・コンピューティングやアナリティクスで求められる大量のデータを処理できるよう設計された画期的な計算アーキテクチャを開発したと発表した。IDT社はOrange Silicon Valley社と協力し、最大16Gbpsで複数のノードを接続するIDT社のRapidIO®インターコネクト技術を用いて、低電力のNVIDIA® Tegra® K1モバイルプロセッサによる高スケーラビリティ・低レイテンシの大型クラスタを共同開発。このアーキテクチャは1ラック当たり2,000ノード以上に拡張でき、PCI Express®やイーサネット技術では達成できない極めて高いGflop密度とエネルギー効率を実現する。1Uサーバ当たり最大23 Tflops、ラック当たり800Tflops超の計算能力を持つこのクラスタアーキテクチャは、世界最高のスーパーコンピュータである中国の天河二号のおよそ2倍の計算密度を実現する。


ソース:IDT