世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


4月 28, 2015

DOEにおけるアプリケーションの準備 その3:アルゴンヌが早期科学プログラムを強化

HPCwire Japan

John Russell

HPC User Forumのパネル(科学部の次世代リーダーシップコンピュータシステム上でアプリケーションを、誰が-何を-いつ 動かすようにするのか)の3番目の最後のビデオでは、Tim Williamsがアルゴンヌ・リーダーシップ・コンピューティング・ファシリティ(ALCF)における早期科学プログラム(ESP)の強化について深く話をした。

ESPのマネージャであるWilliamsは、Aurora(2018年納期、180ペタフロップス)およびTheta(2016年中頃納期、8.5ペタフロップス以上)スーパーコンピュータの支援における現在のALCF-3 ESPは、Miraをサポートした早期のESP事業の後にパターン化されたものであると指摘している。彼はそのプログラムが実質的な利益を生んでいると語っており、その中には:コード移植とチューニングに関する技術レポート;2回のオープンコミュニティなワークショップ(科学と技術);ツールとライブラリ・プロジェクトのシナジー;および安定した生産プラットフォーム(問題を振り落した)がある。

ALCF-3 ESPは10個のAuroraプロジェクトと6個のThetaプロジェクトを募集している。目的領域と選択基準を以下に示す。

ESPプロジェクト
プロポーザル(エリアガイドライン) 選択(基準)
INCITE-lite 計算の準備を検討
野心的な目標となる科学計算 科学への影響の検討
並列パフォーマンス 適切なチーム(開発者)
必要な開発
*Theta/Auroraのための移植とチューニング
*新しいアルゴリズム/物理学
広い範囲に及プロジェクト
*科学的なドメイン
*アルゴリズム/数値法

Thetaの早期科学における提案の募集はまもなく開始される予定だ。最新の情報はこちらから

こちらも参照してください:パート1およびパート2