世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


11月 2, 2013

国内にペタフロップスマシンがもう1台

HPCwire Japan

筑波大学計算科学研究センターは1日、システムズ増強により「HA-PACS」が1.166ペタフロップスに達したと発表した。

筑波大が開発している「TCA機構」搭載部を拡張し、これまでの総ピーク演算性能802テラフロップス(毎秒802兆回)から1.166ペタフロップス(毎秒1166兆回)に増強させ、運用を開始した。

TCA機構は、GPU*1を搭載したPCクラスタシステムの大きな問題であった、遠隔GPU間の通信性能の低さを改善する画期的な機構だと説明している。同大学独自開発の通信用チップにより、これまでできなかった異なるノード上のGPU間の直接通信を実現。通信時間を大幅に短縮させて、GPUクラスタにおける演算性能を大きく改善させることが可能となった。これにより、同センターでは、並列GPU計算アプリケーション開発を加速させ、先進的計算科学研究を推進していくとしている。なお、HA-PACS/TCA部の構築は、システム実装及びTCA機構のGPU向け開発に際し、米エヌビディア社および米クレイ社の技術協力を得たそうだ。

(ソース:筑波大学計算科学研究センター)