12月 20, 2017
理研AICS、地域気候変動を理解する新評価手法を開発
HPCwire Japan
理化学研究所計算科学研究機構複合系気候科学研究チームの足立幸穂研究員、富田浩文チームリーダーらの研究チームは、将来の地域気候をより正確に理解するための新しい評価手法を開発した。この手法を用いることで、「地球全体の平均的な状態の変化」と「台風や温帯低気圧などの気象擾乱の発生個数・強度および通過経路の変化」のどちらが地域の気候変動に大きな影響をおよぼすかを定量的に評価することが可能となる。これらを理解することにより、的確な適応策を検討することができ、水資源の確保や豪雨災害等に対する防災・減災につながることが期待できる。
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ソース:理化学研究所
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お知らせ
国内スパコン上位5システム(ピーク性能)
順位 |
機関名 |
システム名 |
ピーク性能(TFLOPS) |
1 |
海洋研究開発機構 |
暁光(Gyoukou) |
28192 |
2 |
最先端共同HPC基盤施設 |
Oakforest-PACS |
25001 |
3 |
理化学研究所 |
京コンピュータ |
11280 |
4 |
東京工業大学 |
TSUBAME 3.0 |
12127 |
5 |
宇宙航空研究開発機構 |
SORA-MA |
3481 |
特別イベント
11月
11
The International Conference for High Performance Computing, Networking, Storage, and Analysis (SC18)
11月 11 - 11月 16
United States
近日開催国内イベント
木
26
5月
07
5月
17
5月
22
寄稿者
西克也
西克也はフェアチャイルド社、クレイ・リサーチ社、ベストシステムズ社など、30年以上に渡ってHPCに関する仕事に従事している。Hpcwire Japanの編集長として記事の作成と翻訳を行っている。
島田佳代子
1999年~2007年まで英国在住。2001年よりスポーツ、旅、ビジネス、映画など幅広いジャンルで執筆活動を開始し、Hpcwire Japanでは主に日本のHPC業界が世界に誇る研究者、開発者の方々のインタビューを担当。
杉原正一
杉原正一は富士通、クレイ・リサーチ社とHPC業界においてソフトウェアの開発とサポートに従事してきた。早期退職後にヨットで世界一周を達成。その後、一般財団法人長距離航海懇話会を創設。現在はHPC関連の記事を執筆している。
小柳義夫
小柳義夫氏は40年以上に亘ってHPCに携わってきた研究者であり、日本のHPC業界における生き字引として有名。現在 神戸大学大学院特命教授として産業界のHPC推進にあたっている。