世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


9月 11, 2019

【名古屋大学】スーパーコンピュータシステム 【入札締切 11/7】

HPCwire Japan

機関名

名古屋大学

件名

スーパーコンピュータシステム

調達方式

借入

借入期間

2020年7月1日~2025年3月31日

これまでの流れ

手続き 公示日 説明会開催日 締切日
入札 2019/9/11

2019/9/17 13:30

名古屋大学情報基盤センター2階演習室

入札:2019/11/7 17:00

開札:2020/1/20 14:00

意見招請      
資料招請 2018/12/26 2019/1/8 14:00 名古屋大学附属図書館中央図書館5階大会議室 2019/2/12 17:00

 

主な仕様(資料招請時)

  • A  スーパーコンピュータシステムはType I、Type II、Type III、ストレージの各サブシステムで構成されること。ただし、Type IIIサブシステムはType IIサブシステムの一部として構成されていてもよいものとする。
  • B  システム全体の総演算性能は定期保守期間を除く運用期間平均で20 PFLOPS以上であること。
  • C  システム全体の総主記憶容量は280TiB以上であること。
  • D  Type Iサブシステムの演算性能はシステム全体の総演算性能に対して4割以上であること。
  • E  本システムのユーザが利用できるオンプレミス型プライベートクラウド並びにホスティング型パブリッククラウドを提供すること。このとき、プライベートクラウドとパブリッククラウドの間でアプリケーション実行環境やデータを簡単に移行できる環境を提供すること。
  • F  ハードウェアの信頼性が高く、システムが長期にわたって安定稼働すること。
  • G  システム全体は、空調機用を含め総容量3 MVAの電源容量内で稼働すること。
  • H  SINET5及び学内LAN(NICE5)に10 Gbps以上で接続すること。
  • I  HPCIシステムと接続すること。
  • J  Type Iサブシステム   
    • a  Type Iサブシステムは複数のノードからなること。1ノードの理論演算処理性能は2.7 TFLOPS以上で、かつ、主記憶容量は32 GiB以上であること。ただし、GPUなどの演算加速装置機構を有する場合はそれらを除いた値とする。   
    • b  ノード間のデータ転送速度は200 Gbps以上であること。   
    • c  DRAMからなる主記憶に加えて、Storage Class Memory(SCM)を有することが望ましい。   
    • d  ログインノードに10 Gbps以上で接続すること。   
    • e  システム全体の消費電力を動的に制御する機構を有すること。また、ジョブごとの消費電力量を学習して適切にジョブスケジューリングできる機能を有することが望ましい。さらに、12時間単位で総消費電力量の上限を変更できることが望ましい。   
    • f  Fortran、C、C++、Python、Ruby、R、Javaの言語処理システムを備えており、各言語に対する開発支援環境を備えていること。Fortran、C、C++言語処理系は自動並列化機能及びOpenMP規格4.0準拠の並列化機能を有すること。   
    • g  Fortran、C、C++、Pythonの言語処理システムから利用可能なMPI規格3.0に準拠したメッセージパッシングライブラリを提供すること。   
    • h  CPUや主記憶などの物理ハードウェアを仮想化し、ユーザの要求に対して適切な資源量を割当可能な機能を有すること。
  • K  Type IIサブシステム   
    • a  Type IIサブシステムは複数のノードからなること。1ノードの理論演算処理性能は33.5 TFLOPS以上で、かつ、主記憶容量は384 GiB以上であること。   
    • b  ノード間のデータ転送速度は200 Gbps以上であること。   
    • c  DRAMからなる主記憶に加えて、Storage Class Memory(SCM)を有することが望ましい。   
    • d  ログインノードに10 Gbps以上で接続すること。   
    • e  システム全体の消費電力を動的に制御する機構を有すること。また、ジョブごとの消費電力量を学習して適切にジョブスケジューリングできる機能を有することが望ましい。さらに、12時間単位で総消費電力量の上限を変更できることが望ましい。   
    • f  Fortran、C、C++、Python、Ruby、R、Javaの言語処理システムを備えており、各言語に対する開発支援環境を備えていること。Fortran、C、C++言語処理系は自動並列化機能及びOpenMP規格4.0準拠の並列化機能を有すること。   
    • g  Graphics Processing Unit(GPU)に対応した言語処理システムを備えており、GPU環境における言語に対する開発支援環境を備えていること。   
    • h  Fortran、C、C++、Pythonの言語処理システムから利用可能なMPI規格3.0に準拠したメッセージパッシングライブラリを提供すること。   
    • i  CPU、主記憶、GPU、GPU専用メモリなどの物理ハードウェアを仮想化し、ユーザの要求に対して適切な資源量を割当可能な機能を有すること。
  • L  Type IIIサブシステム   
    • a  Type IIIサブシステムは1ノード以上からなり、1ノード当たりの主記憶容量は6TiB以上であること。Type IIIサブシステムで提供される総主記憶容量は48 TiB以上であること。   
    • b  ログインノードに10 Gbps以上で接続すること。   
    • c  Fortran、C、C++、Python、Ruby、R、Javaの言語処理システムを備えており、各言語に対する開発支援環境を備えていること。Fortran、C、C++言語処理系は自動並列化機能及びOpenMP規格4.0準拠の並列化機能を有すること。   
    • d  Fortran、C、C++、Pythonの言語処理システムから利用可能なMPI規格3.0に準拠したメッセージパッシングライブラリを提供すること。   
    • e  CPUや主記憶などの物理ハードウェアを仮想化し、ユーザの要求に対して適切な資源量を割当可能な機能を有すること。
  • M  ストレージサブシステム   
    • a  ストレージサブシステムはType I、II、並びにIIIの各サブシステムから操作可能な二次記憶装置を備えており、総容量が60 PB以上であること。このうち、HDDで構成される二次記憶装置は総容量が30 PB以上、磁気テープ等のCold Storageで構成される二次記憶装置は総容量が30 PB以上であること。   
    • b  Cold Storageは記憶デバイスとして光磁気ディスクを含み、その総容量は1PB以上であること。

 

現在のシステムについて

スーパーコンピュータシステム

システム FUJITSU PRIMEHPC FX100
主契約者 富士通株式会社
契約金額 87,990,000円(月額)
調達方式 借入
落札日 H25/4/26
備考 借入期間:平成25年10月1日から平成31年3月31日

 

関連リンク

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