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第5回「学際計算科学による新たな知の発展・統合・創出」シンポジウム
2013/11/05 - 2013/11/06
-T2K-Tsukuba、HA-PACSによる計算科学の発展と、次世代コンピューティングの展望-
筑波大学計算科学研究センターは、1992年に設立された計算物理学研究センターを前身として、物理学・生命科学・地球科学などの科学の諸分野の研究者 と計算機科学の研究者の協働により、最先端の大規模計算科学を推進してきました。また、全国的な計算科学の発展に寄与するべく、平成22年には文部科学省 共同利用・共同研究拠点「先端学際計算科学共同研究拠点」の認定を受け、センターが運用する計算機システムT2K-Tsukuba、HA-PACSを利用 する学際共同利用プログラムを推進しています。
平成20年に運用を開始したT2K-Tsukubaは、これまで学際共同利用プログラムの中心となる計算機システムでしたが、平成26年2月末を持って 5年間余の運用を終える予定です。そこで本シンポジウムでは、T2K-Tsukubaの果たした役割とその成果を取り上げます。また、文部科学省特別経費 国際的に卓越した教育研究拠点機能の充実「エクサスケール計算技術開拓による先端学際計算科学教育研究拠点の充実」(平成23~25年度)により、密結合 並列演算加速機構実証システム「HA-PACS」(Highly Accelerated Parallel Advanced system for Computational Sciences)が開発され、本年度より学際共同利用に供されています。さらに、本年3月には東京大学情報基盤センターと共同で、最先端共同HPC基盤 施設を設置し、平成27年度には新たなスーパーコンピューターの運用を開始する予定です。本シンポジウムでは、これらの新たなプロジェクトの進捗と今後の 展望について報告します。
2日目は、平成24年度に行われた学際共同利用プログラムの成果発表、及び平成25年度に進行している課題の中間発表を行います。