世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


11月 11, 2015

「京」にて現実大気の世界最大規模アンサンブルデータ同化に成功

HPCwire Japan

理化学研究所(理研)計算科学研究機構データ同化研究チームの三好建正チームリーダーらの研究チームは、天気予報シミュレーションの高精度化を目指し、スーパーコンピュータ「京」を使って、現実大気で世界最大規模となる10,240個の「全球大気アンサンブルデータ同化」に成功。これにより、数千kmに及ぶ遠方の観測データを活用して天気予報の精度を大幅に改善できる可能性が明らかになった。

本研究は、IEEE[5]発行の米国の科学雑誌『Computer』(11月号)に掲載される(デジタル版は11月中旬に定期購読者に公開予定)。


ソース:理化学研究所