【名古屋大学】スーパーコンピュータシステム 【資料締切 4/27】
機関名
名古屋大学
件名
スーパーコンピュータシステム
調達方式
借入
借入時期
平成31年度6月以降
これまでの流れ
手続き | 公示日 | 説明会開催日 | 締切日 |
入札 | |||
意見招請 | |||
資料招請 | 2018/3/16 | 2018/3/30 14:00 名古屋大学情報基盤センター4階会議室 |
2018/4/27 17:00 |
主な仕様
A スーパーコンピュータシステムはType I、Type II、Type III、ストレージの各サブシステムで構成されること。ただし、Type IIIサブシステムはType IIサブシステムの一部として構成されていてもよいものとする。
B システム全体の総演算性能は定期保守期間を除く運用期間平均で20 PFLOPS以上であること。
C システム全体の総主記憶容量は280 TiB以上であること。
D 本システムのユーザが利用できるオンプレミス型プライベートクラウド並びにホスティング型パブリッククラウドを提供すること。このとき、プライベートクラウドとパブリッククラウドの間でアプリケーション実行環境やデータを簡単に移行できる環境を提供すること。なお、パブリッククラウドとして提供する演算性能および二次記憶装置の容量は、本システムの要求要件に含めないものとする。
E ハードウェアの信頼性が高く、システムが長期にわたって安定稼働すること。
F システム全体は、空調機用を含め総容量3 MVAの電源容量内で稼働すること。
G Type Iサブシステム
a Type Iサブシステムは複数のノードからなること。1ノードの理論演算処理性能は3.0 TFLOPS以上で、かつ、主記憶容量は64 GiB以上であること。ただし、GPUなどの演算加速装置機構を有する場合はそれらを除いた値とする。
b ノード間のデータ転送速度は200 Gbps以上であること。
c DRAMからなる主記憶に加えて、Storage Class Memory(SCM)を有することが望ましい。
d SINET5、システムネットワーク、及び学内LAN(NICE5)に10 Gbps以上で接続すること。
e HPCIシステムと接続できること。
f システム全体の消費電力を動的に制御する機構を有すること。また、ジョブごとの消費電力量を学習して適切にジョブスケジューリングできる機能を有することが望ましい。さらに、12時間単位で総消費電力量の上限を変更できることが望ましい。
g Fortran、C、C++、Python、Ruby、R、Javaの言語処理システムを備えており、各言語に対する開発支援環境を備えていること。Fortran、C、C++言語処理系は自動並列化機能及びOpenMP規格4.0準拠の並列化機能を有すること。
h Fortran、C、C++、Pythonの言語処理システムから利用可能なMPI規格3.0に準拠したメッセージパッシングライブラリを提供すること。
i CPUや主記憶などの物理ハードウェアを仮想化し、ユーザの要求に対して適切な資源量を割当可能な機能を有すること。
H Type IIサブシステム
a Type IIサブシステムは複数のノードからなること。1ノードの理論演算処理性能は33.5 TFLOPS以上で、かつ、主記憶容量は384 GiB以上であること。
b ノード間のデータ転送速度は200 Gbps以上であること。
c DRAMからなる主記憶に加えて、Storage Class Memory(SCM)を有することが望ましい。
d SINET5、システムネットワーク、及び学内LAN(NICE5)に10 Gbps以上で接続すること。
e HPCIシステムと接続できること。
f システム全体の消費電力を動的に制御する機構を有すること。また、ジョブごとの消費電力量を学習して適切にジョブスケジューリングできる機能を有することが望ましい。さらに、12時間単位で総消費電力量の上限を変更できることが望ましい。
g Fortran、C、C++、Python、Ruby、R、Javaの言語処理システムを備えており、各言語に対する開発支援環境を備えていること。Fortran、C、C++言語処理系は自動並列化機能及びOpenMP規格4.0準拠の並列化機能を有すること。
h Graphics Processing Unit(GPU)に対応した言語処理システムを備えており、GPU環境における言語に対する開発支援環境を備えていること。
i Fortran、C、C++、Pythonの言語処理システムから利用可能なMPI規格3.0に準拠したメッセージパッシングライブラリを提供すること。
j CPU、主記憶、GPU、GPU専用メモリなどの物理ハードウェアを仮想化し、ユーザの要求に対して適切な資源量を割当可能な機能を有すること。
I Type IIIサブシステム
a Type IIIサブシステムは1ノード以上からなること。Type IIIサブシステムで提供される総主記憶容量は48 TiB以上であること。
b SINET5、システムネットワーク、及び学内LAN(NICE5)に10 Gbps以上で接続すること。
c Fortran、C、C++、Python、Ruby、R、Javaの言語処理システムを備えており、各言語に対する開発支援環境を備えていること。Fortran、C、C++言語処理系は自動並列化機能及びOpenMP規格4.0準拠の並列化機能を有すること。
d Fortran、C、C++、Pythonの言語処理システムから利用可能なMPI規格3.0に準拠したメッセージパッシングライブラリを提供すること。
e CPUや主記憶などの物理ハードウェアを仮想化し、ユーザの要求に対して適切な資源量を割当可能な機能を有すること。
J ストレージサブシステムはType I、II、並びにIIIの各サブシステムから操作可能な二次記憶装置を備えており、総容量が60 PB以上であること。このうち、HDDで構成される二次記憶装置は総容量が30 PB以上、磁気テープ等のCold Storageで構成される二次記憶装置は総容量が30 PB以上であること。
現在のシステムについて
教育研究用高性能コンピュータシステム
システム | FX100 |
主契約者 | 富士通株式会社 |
契約金額 | 87,990,000円(月額) |
調達方式 | 借入 |
落札日 | H25/4/26 |
備考 | 借入期間:平成25年10月1日から平成31年3月31日 |