【筑波大学】ビッグメモリスーパコンピュータシステム(割賦購入) 【入札締切 1/7】
機関名
筑波大学
件名
ビッグメモリスーパコンピュータシステム(割賦購入)
調達方式
購入
納入期限
2022年7月29日
これまでの流れ
入札 | 2021/11/26 |
2021/12/16 13:30 オンライン |
入札:2022/1/7 17:00 開札:2022/2/16 14:00 |
入札 | 2021/9/6 |
2021/9/15 11:00 国立大学法人筑波大学計算科学研究センター1F会議室A |
入札:2021/10/18 17:00 開札:2021/11/30 15:00 取消:2021/9/16 |
意見招請 | |||
資料招請 | 2021/3/16 | 2021/3/26 10:00 国立大学法人筑波大学計算科学研究センター1階ワークショップ室 |
2021/4/28 17:00 |
主な仕様(資料招請時)
ビッグメモリスーパコンピュータシステムは並列計算サーバ、並列ファイルサーバ、ログインサーバ及びこれらを連携し、安定かつ効率的に運用するために必要なその他の設備(ハードウェア及びソフトウェア)により構成されるものとする。
A 並列計算サーバは以下に示す基本的な要件を満たすこと。
a 並列計算サーバは均質な計算ノード群で構成されること。
b 計算ノードはCPU部とGPU(Graphics Processing Unit)部からなり、並列計算サーバは計算ノードを相互結合網で結合して構成すること。
c CPU部は1~2基のCPU、主記憶装置、不揮発性メモリ及び周辺装置からなる。GPU部はCPUと同数のGPUからなる。
d CPU部の各CPUの倍精度浮動小数点ピーク演算性能は3TFLOPS以上であること。
e CPU部の主記憶装置は、CPUあたり128GiByte以上であり、その理論ピークバンド幅はCPUあたり280GByte/sec以上であること。
f PU部の不揮発性メモリは、CPUあたり1TiByte以上であり、ランダムアクセスバンド幅がCPUあたり24GByte/sec以上であること。
g GPU部の各GPUのピーク演算性能は倍精度浮動小数点で19.5TFLOPS以上であること。
h GPU部の各GPUは64GiByte以上の容量のメモリを持ち、その理論ピークバンド幅は2TByte/sec以上であること。
i 各ノードはCPUあたり2TByte以上のNVMe SSDを持つこと。またその耐久性は3DW/D(Drive Write per Day)以上であること。
j 各ノードはフルバイセクションバンド幅を有する相互接続網で接続され、ネットワークリンクはCPUあたり200Gbps以上の理論ピーク性能を持つこと。
k 並列計算サーバ全体の倍精度浮動小数点ピーク演算性能はCPU部で0.9PFLOPS以上であり、GPU部で5.8PFLOPS以上であること。
l 並列計算サーバ全体のCPU部の主記憶容量は38TiByte以上であり、不揮発性メモリ容量は300TiByte以上であること。
B 並列ファイルサーバは以下に示す基本的な要件を満たすこと。
a 並列計算サーバの相互結合網に接続すること。
b ユーザ利用可能領域は9PByte以上であること。
c 理論ピークバンド幅は80GByte/sec以上であること。
d 構成する装置単体の故障に対しては、システム全体の運用を停止することなく装置の交換が可能であること。
C ログインサーバは以下に示す基本的な要件を満たすこと。
a 3ノード以上で構成すること。
b 並列計算サーバの相互結合網に接続すること。
c 各ログインサーバは100Gbps以上の外部ネットワーク接続用のインタフェースを持ち、外部ネットワークルータに接続すること。
d 外部ネットワークルータは、外部接続用に100Gbit Ethernetのポートを1以上、10Gbit Ethernetのポートを3以上持つこと。
e 既存のCygnusスーパコンピュータにInfiniBandでの接続が可能であれば提案を行うこと。
D 全ノードで利用可能なソフトウェアは以下に示す基本的な要件を満たすこと。
a Linuxオペレーティングシステムが動作すること。
b 並列計算サーバのCPU部に関し、自動並列化機能及びOpenMPを有するFortran, C, C++処理系を提供すること。
c 並列計算サーバのGPU部に関し、CUDA(CUDAから移行ツール含む)及びOpenACCまたはOpenMPによるGPUプログラミング処理系を提供すること。C/C++及びFortranが利用可能であること。
d 全ノード間で並列処理を行うためのMPI3.0規格以上の通信ライブラリが提供されること。
e 高度に並列化された数値計算/AIライブラリが提供されること。
f 全ノードを対象としたバッチジョブシステムが提供されること。
E 設置環境について 本システム全体の消費電力は、冷却設備の電力も含めて300kVA以下であること。並列計算サーバ、並列ファイルサーバが連続的に稼働し続けた際にも十分な廃熱が行えるよう、電源容量、空調、設置方式が考慮されること。
F 並列計算サーバの実効演算性能及び並列ファイルサーバの入出力性能については、別途導入説明書に示すベンチマークにより評価する。
G 落札方式は価格及び性能・機能等の総合評価による。総合評価の概要は別途導入説明書に示す。