世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


3月 6, 2015

IDT社等がリアルタイム分析およびサービスに向けてワイヤレスネットワーク境界部のスーパーコンピューティングを推進

HPCwire Japan

IDT社は、NVIDIA社、Orange Silicon Valley社と共同でスーパーコンピューティング・プラットフォームを開発したと発表した。このプラットフォームは4G~5G基地局の帯域データをリアルタイムに分析可能で、これによりネットワーク事業者は、自社の通信システムを流れる膨大なデータを収益化することができる。高性能コンピューティング、IoT設備、4G以上のトラフィックを扱うワイヤレスアクセス・ネットワーク向けに設計されたこのプラットフォームの特徴は、ディープラーニングとパターン認識による最新鋭のコンピューティング能力だ。ネットワークの境界部に沿って、地理的に分散した複数の基地局にハードウェアを設置し、コンピューティング能力を分散させ、ソーシャルメディアのコンテンツなど各地点で生成されたデータを瞬時に分析することにより、ビッグデータの問題を解決する。


ソース:IDT