新・HPCの歩み50年
前年のISC2002で登場した地球シミュレータをめぐる議論がまだ続いていた。COTS(汎用製品)で作ったMPPは科学者技術者の要求を満たすのか、諸分野で日本に遅れをとってしまうのではないか、日本を打倒するにはどうしたらよ Read more…
GlobusWORLDやPRAGMAやCCGridなどグリッド関連の会議が増えて来た。第50回目となるISSCC 2003では記念イベントが企画された。4年に1度のICIAM 2003はオーストラリアのシドニー国際会議場 Read more…
ヨーロッパではCERNを中心に、実用的なデータグリッドが構築されている。インドではPARAM Padmaを正式に発表した。台湾のNCHCでは初めてクラスタでスーパーコンピュータを構築した。NCARの主催するCAS2K3 Read more…
アメリカでは地球シミュレータを打倒するためのアメリカ国家戦略を練る動きが3件も動き出した。アメリカ科学アカデミーは日本に調査団まで派遣した。NERSCのSeaborgはPOWER3チップの数を倍増して動き出した。Tera Read more…
日本電気はItanium 2を搭載したUnixサーバを発表した。エルピーダ社が日本で唯一のDRAMメーカとなったが今後どうなるのか?システムLSIではルネサステクノロジ社が発足した。9社が協力して、複数のWebサービスを Read more…
これまでのJSPP(1989年~2002年)に代わって新しいシンポジウム SACSISが始まった。広域ファイルシステムGfarmがオープンソフトウェアとして4月26日公開された。京都大学はFUJITSU PRIMEPOW Read more…
1998年8月から計算科学技術を駆使した研究開発を推進してきたACT-JSTは終了し、「シミュレーション技術の革新と実用化基盤の構築」は2年目を迎えた。未来開拓「計算科学」とともに、計算科学の推進に力が入れられた。併せて Read more…
地球シミュレータ登場後1年が経ち、運用が順調に進むとともに、次期スーパーコンピュータ計画に向けてのRISTの調査研究会が動き出した。グリッド関係では、NAREGIが始まるとともに、産総研グリッド研究センター、アジアグリッ Read more…
Intel社がPentium/XeonのIA32とItaniumとの両面作戦で手を取られている間に、AMD社はx86-64アーキテクチャのOpteronを発表した。Intel社は第2世代のItaniumの正式名称を“It Read more…
Cray社はスタンドアローンとしては最後のベクトルコンピュータであるX1を発表した。Hewlett-Packard社のFiorina CEOは創業家の反対を押し切って僅差でCompaq社との合併を実現した。Palmisa Read more…