新・HPCの歩み50年
グリッドの標準化が進み、実用化の段階に進んできた。折も折、GGFとは別に、企業を中心にEnterprise Grid Allianceが設立され驚いたが、両者の協議が行われ、2年後合併してOGFとなる。ホワイトハウスは「 Read more…
Sony CEI、IBM社、東芝3社は、Cell processorの共同開発で合意したと発表した。日本IBM社は、九州大学情報基盤センターから汎用コンピュータ、産総研からBlueGene/Lの注文を獲得した。GGFでは Read more…
個人的にはとんでもない事件に翻弄された。財団法人学会事務センターが経営破綻し、事務を委託していた300もの学会が大きな被害を受けた。東大のプロジェクトの特任助手であったWinnyの開発者が逮捕され、有罪の一審判決を受けた Read more…
学法人化により、大学等の共同利用コンピュータの予算が紐付きでなくなり流用の危険が生まれた。京大の学術情報メディアセンターは、ベクトルスーパーコンピュータVPP800を、スカラスーパーコンピュータであるPRIMEPOWER Read more…
いよいよ文部科学省が次世代スーパーコンピュータへ向けての動きを始めた。産総研のグリッド研究センターには大きなクラスタ群が導入された。グリッド関係、計算科学関係のプロジェクトが進んでいる。国立大学が法人化された。 日本政府 Read more…
1999年の答申25号では、「テラフロップスからペタフロップスへの更なる高速化を目指す」ことが入っていたが、日本政府はネットワークばかりに注目していた。2002年に地球シミュレータが稼働し世界をリードするようになったころ Read more…
Microsoft社はWindows Server 2003を発売した。果たしてUnixサーバを駆逐できるのか。また、同社はAMD64用のWindowsを開発していると発表した。中国は独自に64ビットプロセッサ龍芯(Lo Read more…
プロセッサでは64ビットアーキテクチャの競争が激化している。Itanium 2を搭載したサーバが出始めた。Crayはスタンドアローンのベクトルコンピュータとしては最後のCray X1を出荷した。半導体技術も高誘電体材料の Read more…
SCには様々な賞がある。SC2000で始まったバンド幅チャレンジでは、日本の2グループががんばった。Gordon Bell賞では、牧野淳一郎氏のグループが6回目の受賞に輝いた。最終日のパネルでは「Productivity Read more…
SC2003では、地球シミュレータを凌駕するべきマシンとして、IBMはBlueGene/Lを、CrayはRed Stormを展示していた。Petaflopsパネルが3コマも開かれ、盛会であった。Top500ではVirgi Read more…