新・HPCの歩み50年
いよいよ文部科学省が次世代スーパーコンピュータへ向けての動きを始めた。産総研のグリッド研究センターには大きなクラスタ群が導入された。グリッド関係、計算科学関係のプロジェクトが進んでいる。国立大学が法人化された。 日本政府 Read more…
1999年の答申25号では、「テラフロップスからペタフロップスへの更なる高速化を目指す」ことが入っていたが、日本政府はネットワークばかりに注目していた。2002年に地球シミュレータが稼働し世界をリードするようになったころ Read more…
Microsoft社はWindows Server 2003を発売した。果たしてUnixサーバを駆逐できるのか。また、同社はAMD64用のWindowsを開発していると発表した。中国は独自に64ビットプロセッサ龍芯(Lo Read more…
プロセッサでは64ビットアーキテクチャの競争が激化している。Itanium 2を搭載したサーバが出始めた。Crayはスタンドアローンのベクトルコンピュータとしては最後のCray X1を出荷した。半導体技術も高誘電体材料の Read more…
SCには様々な賞がある。SC2000で始まったバンド幅チャレンジでは、日本の2グループががんばった。Gordon Bell賞では、牧野淳一郎氏のグループが6回目の受賞に輝いた。最終日のパネルでは「Productivity Read more…
SC2003では、地球シミュレータを凌駕するべきマシンとして、IBMはBlueGene/Lを、CrayはRed Stormを展示していた。Petaflopsパネルが3コマも開かれ、盛会であった。Top500ではVirgi Read more…
前年のISC2002で登場した地球シミュレータをめぐる議論がまだ続いていた。COTS(汎用製品)で作ったMPPは科学者技術者の要求を満たすのか、諸分野で日本に遅れをとってしまうのではないか、日本を打倒するにはどうしたらよ Read more…
GlobusWORLDやPRAGMAやCCGridなどグリッド関連の会議が増えて来た。第50回目となるISSCC 2003では記念イベントが企画された。4年に1度のICIAM 2003はオーストラリアのシドニー国際会議場 Read more…
ヨーロッパではCERNを中心に、実用的なデータグリッドが構築されている。インドではPARAM Padmaを正式に発表した。台湾のNCHCでは初めてクラスタでスーパーコンピュータを構築した。NCARの主催するCAS2K3 Read more…
アメリカでは地球シミュレータを打倒するためのアメリカ国家戦略を練る動きが3件も動き出した。アメリカ科学アカデミーは日本に調査団まで派遣した。NERSCのSeaborgはPOWER3チップの数を倍増して動き出した。Tera Read more…