世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


11月 7, 2016

HPCユーザーの80%以上がパブリッククラウドよりもフラッシュ、プライベート及びハイブリッドクラウドを支持:DDNが年次HPCトレンド調査結果を発表

HPCwire Japan

DataDirect Networks (DDN) は、 年次のハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) トレンド調査の結果を発表した。 本調査は4年連続で同社が実施するもので、 数百PB のストレージに投資する、 代表的なデータ集約型インフラを管理する世界中の143ものHPCユーザーを横断的に調査している。 多くの一般的なIT環境と同様に、 世界で最もデータ集約型環境下のエンドユーザーにおける傾向として以下のような結果となりました。

【調査結果総論】
・クラウドの使用が増加
・一般的なIT環境とは違い、 HPC分野ではパブリッククラウドの代わりに圧倒的にプライベートまたはハイブリッドクラウドを採用している
・データセンターが近代化するにつれて、 環境内の特定の一部をフラッシュへとアップデートさせるユーザーが増加している

混在型I/O性能や急速なデータ増加に伴う管理が、 引き続きこうしたインフラストラクチャの変化を推進する組織にとっての最大の課題となっている。

回答者には、 金融サービス業界、 政府機関、 高等教育機関、 ライフサイエンス業界、 製造業、 国立研究所、 石油・ガス業界のハイパフォーマンスコンピューティング、 ネットワーク、 ストレージシステムなどの責任者が含まれているとのことだ。


ソース:DDN