5月 8, 2014
JAMSTEC 「京」を使って熱帯域におけるマッデン・ジュリアン振動の1ヵ月予測を実証
独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平朝彦、以下「JAMSTEC」という)は5月7日当機構のホームページにて、基幹研究領域・大気海洋相互作用研究分野の宮川知己ポスドク研究員と、東京大学大気海洋研究所の佐藤正樹教授らJAMSTEC・東京大学・理化学研究所の共同研究チームにより、熱帯域における主要な大気変動であり全球に影響を及ぼすマッデン・ジュリアン振動(MJO)について、スーパーコンピュータ「京」を利用して、地球全体で雲の生成・消滅を詳細に計算できる全球雲システム解像モデル「NICAM」による数値実験を実施し、約1ヵ月先まで有効な予測が可能であることを実証したと発表した。
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ソース:海洋研究開発機構