12月 14, 2020
【東京大学】国内第二位のスパコンを導入へ
東京大学情報基盤センターは、東京大学柏Ⅱキャンパスに建設中の総合研究棟(情報系)に、「計算・データ・学習」融合スーパーコンピュータシステム「Wisteria/BDEC-01(ウィステリア/ビーデックゼロワン)」を導入することを決定したと発表した。2021年5月14日に共同利用システムとして稼働開始する。
「Wisteria/BDEC-01」はシミュレーションノード群(Odyssey(オデッセイ))とデータ・学習ノード群(Aquarius(アクエリアス))の2つの計算ノード群を有したシステム。総ピーク性能はそれぞれ25.9 PFLOPS(ペタフロップス)(Odyssey)、7.2 PFLOPS(Aquarius)、合計33.1 PFLOPSであり、2020年11月のTOP500リストでは「富岳」に続く国内第2位の性能に相当する。最先端の研究だけでなく、計算科学・データ科学・機械学習やHPC分野の人材育成にも共同利用される予定。
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ソース:東京大学