新・HPCの歩み50年
地球シミュレータが稼働し、Linpack ReportやTop500でぶっちぎりのトップを占めた。New York Times紙は「地球シミュレータは、アメリカのスーパーコンピュータ政策立案者の自己満足に激震を及ぼした。 Read more…
Crayを社名ごと買収したTera社は、CMOSのMTA-2を完成させ日本に出荷した。Sun Microsystems社はSun Fire 15000(コード名StarCat)を発売した。Compaq社が遂にHP社に吸収 Read more…
Top500では、HP社のSuperDome/HyperPlexが32台登場し、HP社が台数ではIBMに次ぐ2位となった。SC恒例のAwardsで牧野淳一郎氏は5回目のGordon Bell賞を受賞した。SC2001最終 Read more…
第14回目のSC2001はDenverで開かれた。Petaflops、ASCIそしてHPFの話が全く消える一方、グリッドとバイオが目立つようになった。基調講演ではCraig Venterがゲノム解読におけるHPCの重要性 Read more…
中性原子を用いた量子コンピューティングが進歩している。国際会議では、HPCN Europeは衰退の一途をたどり今年が最後となった。これに対し、Hans Meuer教授の主催するISCは会場をMannheim市外に移し発展 Read more…
NSFでは、NCSAとSDSCを中心とするPACIに続いて、分散的テラスケール環境DTFを構築し、40 Gb/sの光ネットワークで結合するTeraGridが開始された。他方DOEは公募制の資源提供プログラムSciDACを Read more…
日本電気は、地球シミュレータの技術で新しいベクトルコンピュータSX-6を発表した。富士通はSPARC V9に基づくPRIMEPOWER 2000を発表した。日米3社が協力してCellプロセッサの開発が始まった。また世界中 Read more…
広島大学理学部は7月10日に急逝した宮村修教授を偲んで、宮村修メモリアル シンポジウム INSAM2001+を開催した。数値解析シンポジウムは那須で開催されたが、第30回を記念して6件の招待講演を企画した。21世紀の初頭 Read more…
「グリッド」は人口に膾炙するようになったが、相変わらず「グリッドとはネットワークで結んだスーパーコンピュータ群のことである」というような偏った認識が幅をきかせていた。JSPPの付帯イベントとして8年間続いたPSC(並列ソ Read more…
21世紀の最初の年となったが、9.11で世界が変わった一年であった。1999年頃から始まったITバブルは弾けた。地球シミュレータの本体製作が始まり、年内には全筐体の搬入が完了して調整が始まる。中央省庁の再編が行われ、総合 Read more…