世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


HPCの歩み50年

HPCの歩み50年(第96回)-2003年(b)-

9月 20, 2016 |

日本の学界ではグリッド関係の動きが目立つ。“Grid Symposium in Kansai 2003”や“Asia Grid Symposium” 「高エネルギー物理データグリット研究会」「つくばWANシンポジウム」な Read more…

HPCの歩み50年(第95回)-2003年(a)-

9月 12, 2016 |

地球シミュレータ登場後1年が経ち、ISCやSCではこれに対抗してHPCを今後どう発展させるべきかについて議論された。アメリカでは「最先端コンピューティング再生タスクフォース」など日本打倒を目指す国家政策策定が進んだ。64 Read more…

HPCの歩み50年(第94回)-2002年(j)-

8月 8, 2016 |

ロシアの科学アカデミーの講演者は、Hardware + Brain = const. という仮説を提示した。ロシアでは、ハードは遅れているが優秀な頭脳があるからいいということであろう。Intel社はMooreの法則が今後 Read more…

HPCの歩み50年(第93回)-2002年(i)-

8月 1, 2016 |

インドのBangaloreで開催されたHPC Asia 2002に出席したが、「カルチャーショック」の連続であった。HP社のFrank Baetkeは「生き残るアーキテクチャは少数であろう。残念ながら、AlphaやPA- Read more…

HPCの歩み50年(第92回)-2002年(h)-

7月 25, 2016 |

SCには色々な賞があるが、Gordon Bell賞に地球シミュレータ関係が3件も入賞した。これはComputenikを強調して、アメリカの予算を増額させるためでは、などという陰口も聞こえた。バンド幅チャレンジでも日本の複 Read more…

HPCの歩み50年(第91回)-2002年(g)-

7月 18, 2016 |

SC2002でも地球シミュレータが話題となっていた。NSFやDOEのHPCの責任者が今後の計算資源増強によって日本を追い抜くとともに、アメリカが広い分野ですでに計算科学の成果を出しており、この点では日本より一歩先んじてい Read more…

HPCの歩み50年(第90回)-2002年(f)-

7月 11, 2016 |

Cray社はスタンドアローンとしては最後のベクトルコンピュータであるX1を発表した。Hewlett-Packard社のFiorina CEOは創業家の反対を押し切って僅差でCompaq社との合併を実現した。Intel社が Read more…

HPCの歩み50年(第89回)-2002年(e)-

7月 4, 2016 |

ISC2002で発表されたTop500では地球シミュレータが堂々1位を占めた。2位はASCI Whiteであった。昨年から始まったGGFでグリッドの標準化が進められたが、IBMなどが提唱したOGSAにより大きくハンドルを Read more…

HPCの歩み50年(第88回)-2002年(d)-

6月 27, 2016 |

アメリカ政府のDOEはASCI計画を推進する一方、NSFはTeraGridを構築し分散的テラスケール環境を実現する。DODはHPCS(高生産力コンピューティングシステム)を打ち出す。世界中でグリッド関係の国際会議が多数開 Read more…

HPCの歩み50年(第87回)-2002年(c)-

6月 20, 2016 |

日本でもグリッド・ビジネスが始まった。大日本印刷は企業内などのパソコンの遊休パワーを活用して高速演算を行う自律分散型並列処理プラットフォームを開発した。中国ではMIPSアーキテクチャの32ビットプロセッサLoongson Read more…