世界のスーパーコンピュータとそれを動かす人々


HPCの歩み50年

HPCの歩み50年(第86回)-2002年(b)-

6月 13, 2016 |

現在まで毎年開催されているHPCSはHPC研究会発足10周年を記念してこの年に始められた。前年発足したPCクラスタコンソーシアムに続いて、グリッド協議会も発足した。JSPPではEntropia Inc.のAndrew C Read more…

HPCの歩み50年(第85回)-2002年(a)-

6月 6, 2016 |

日本として最大の事件は、地球シミュレータが稼働し、Top500でぶっちぎりのトップを占めたことである。CompaqはHPと合併したが、前途は多難であった。IntelはItaniumに続いてItanium 2を発表した。グ Read more…

HPCの歩み50年(第84回)-2001年(h)-

5月 30, 2016 |

SC2001最終日は「抵抗勢力・全員集合」のパネルで、200人も集まり盛り上がった。Compaq社が遂にHP社に吸収されることが発表された。この買収を主導したCarly Fiorina CEOは2005年にすべての役職を Read more…

HPCの歩み50年(第83回)-2001年(g)-

5月 23, 2016 |

基調講演ではCraig Venterがゲノム解読におけるHPCの重要性について講演した。水曜日の招待講演はMicrosoftのJim Grayであった。5年後かれが洋上で行方不明になるとはだれが予想したであろうか。投稿論 Read more…

HPCの歩み50年(第82回)-2001年(f)-

5月 16, 2016 |

第14回目のSC2001はデンバーで開かれた。Petaflops、ASCIそしてHPFの話が全く消える一方、グリッドとバイオが目立つようになった。ただP2Pグリッドをビジネスにという動きは勢いを失いつつあった。 SC20 Read more…

HPCの歩み50年(第81回)-2001年(e)-

5月 9, 2016 |

Crayを社名ごと買収したTera社は、CMOSのMTA-2を完成させ、日本に出荷した。Sun Microsystems社はSun Fire 15000(コード名StarCat)を発売した。 アメリカの企業の動き 1) Read more…

HPCの歩み50年(第80回)-2001年(d)-

4月 25, 2016 |

HPCN Europeは衰退の一途をたどり今年が最後となった。これに対し、Hans Meuer教授の主催するISC (International Supercomputing Conference)は会場をMannhei Read more…

HPCの歩み50年(第79回)-2001年(c)-

4月 18, 2016 |

日本電気は、地球シミュレータの技術で新しいベクトルコンピュータSX-6を発表した。富士通はSPARC V9に基づくPRIMEPOWER 2000を発表した。日米3社が協力してCellプロセッサの開発が始まった。また世界中 Read more…

HPCの歩み50年(第78回)-2001年(b)-

4月 11, 2016 |

「グリッド」は人口に膾炙するようになったが、相変わらず「グリッドとはネットワークで結んだスーパーコンピュータ群のことである」というような偏った認識が幅をきかせていた。JSPPの付帯イベントとして8年間続いたPSC(並列ソ Read more…

HPCの歩み50年(第77回)-2001年(a)-

4月 4, 2016 |

21世紀の最初の年となったが、9.11で世界が変わった一年であった。2か月後のSC2001は出展取りやめの日本企業や研究機関が相次いだ。日本電気は、ベクトルコンピュータをCray社にOEM提供することで合意し、懲罰的ダン Read more…