新・HPCの歩み50年
実用的な並列機として、日立からのSR2201、富士通からのAP3000に続き、NECからCenju-4が発表される。標準化では、HPF 2.0やMPI 2.0やFortran 95が出される。また、OpenMPやCo-A Read more…
三好甫RIST副理事長を中心に、HPF合同検討会が始まり、HPFに対し日本から提言を行うこととなった。同時に『情報処理』誌に、特集『HPF言語の動向』を企画した。並列ソフトウェアコンテスト(PSC97)はナップザック問題 Read more…
『地球変動予測の実現に向けて』に基づき5 TFlopsの実効性能を持つスーパーコンピュータの開発が必要ということになり、地球シミュレータ研究開発センターを設置した。科学技術会議では諮問第25号「未来を拓く情報科学技術の戦 Read more…
Cray Research社はT90、T3Eを発売するなど順調に見えたが、SGIに買収された。IBM社はチェス専用コンピュータDeep Blueを製造し、Kasparovに挑戦した。MasPar、nCUBE、Chen S Read more…
Gordon-Bell賞の性能部門では、NWTを用いた流体力学が本賞を、GRAPE-4を用いた星の重力計算がHonorable Mention(佳作)を獲得した。Top500では、筑波大学のCP-PACS/2048がトッ Read more…
PittsburghでのSupercomputing 96は、ENIAC完成50周年、IEEE/CSおよびACMの創立50周年ということで歴史資料が展示された。開会式ではSeymour Crayの追悼演説が行われ、Sey Read more…
4回目のHPCN (Brussels)では、Crayを吸収したばかりのSGIを始め、IBM、Convex、富士通、日本電気等主要メーカが実機を持ち込んでデモンストレーションを行い、迫力あるプレゼンを行った。Mannhei Read more…
NCARの調達に政治介入した連邦議員は、アメリカ国民の税金で日本製のスーパーコンピュータを買うべきでないと強弁した。ダンピング提訴となり、裁判に持ち込まれた。ヨーロッパではドイツ最初の国立HPCセンターとして、Stutt Read more…
富士通はVPP700を発表・出荷し、日立はSR2201を出荷。言語ではHPF 2.0原案が発表される。ASCI Redは10月には208 GFlopsを出し、CP-PACSの背後に迫っていたようだ。SC95でのメタコンピ Read more…
1992年に始まった科学研究費重点領域研究「超並列原理に基づく情報処理体系」(代表田中英彦)は、1996年3月終了し、最終報告会を開催するとともに、産学連携の並列・分散コンソーシアム(PDC)の活動を進めた。3回目となる Read more…