新・HPCの歩み50年
いよいよアメリカではHPCCが国家プロジェクトとして始まった。そもそもHPCということばが広く使われるようになったのはこの頃からである。主要なコンピュータベンダが消滅しつつあったヨーロッパでは、システム開発はあきらめて、 Read more…
学術情報センターはSINETを設置し、8大学を結んだ。日本でもネットワーク時代の到来である。東大でネットワークに関する講習会を開いたら600人以上が参加した。LINPACK HPCが定義され、2年後Top500に採用され Read more…
筑波大学ではQCDPAXが本格稼働を始め、立花隆氏が取材に訪れた。日本応用数理学会が発足するとともに、「高性能計算機評価技術」研究部会の活動が始まった。JSPPは神戸ポートアイランドで開催された。3回しか開催されなかった Read more…
日米貿易摩擦の中で、スーパーコンピュータ性能評価に関する日米ワークショップJapan-US Workshop for Performance Evaluationがハワイで開催され、どういうわけか筆者も巻き込まれた。第五 Read more…
SC90においてDaniel Hillis (TMC)は「最速のコンピュータ」を高らかに謳い上げたが、TMC社が程なく業務を停止するとだれが予想したであろうか。イギリスでは、Acorn Computers、Apple C Read more…
ISCの前身であるMannheim Supercomputer Seminarではフォルクスワーゲン社のSeiffertは「自動車産業におけるスーパーコンピュータ応用」という基調講演を行った。第1回のSupercompu Read more…
CERNのTim Berners-Leeは、1990年11月12日にWWWを提案したが、普及は数年後であった。アメリカでNSFが設立した5つのスーパーコンピュータセンターのうち、John von Neumann Supe Read more…
計算流体力学研究所に最初のスーパーコンピュータFACOM VP-200が設置され、同所は時間貸しとコンサルティングを始めた。富士通研究所はCAP-IIを開発した。これが後のAP1000などに発展する。Supercompu Read more…
日本では『スーパーコンピュータ大プロ』が1990年1月に終了し、並列ベクトル計算機PHIが稼働する。「評価尺度研究会」を設置し、典型的なカーネルを抽出して、PHIの性能を評価した。電総研ではデータフローコンピュータのEM Read more…
Intel社はi486やi860を発表し、nCUBE社はnCUBE 2を発表した。Seymour CrayはCray Computer社を設立し、Cray-3の開発に取り組んだ。Floating Point Sysems Read more…







